後場コメント No.4 NexTone、大同メタ、ダイセル、ミズノ、コロワイド、日電波

2025/05/13(火) 15:33
★13:19  NexTone-後場急騰 今期営業益79%増見込む 初配実施へ
 NexTone<7094.T>が後場急騰。同社は13日13時、26.3期通期の連結営業利益予想を18.0億円(前期比79.1%増)に、年間配当予想を20円(前期は無配)にすると発表した。

 管理楽曲数と取扱原盤数の順調な増加、レコチョクグループの新規サービスの立ち上げにより、増収増益を計画する。同社は創業以来配当を実施しておらず、実施時期は未定としていた。今後の業績見通しなどを勘案すると、26.3期については、事業投資のための内部留保と株主還元との両立が可能と判断できることから、初配を実施する。

 25.3期通期の連結営業利益は10.5億円(前の期比54.9%増)だった。レコチョクグループにおける先行投資を既存事業が拡大して吸収し、売上高・営業利益は過去最高を更新した。

★13:24  大同メタル工業-後場急騰 今期営業益13%増見込む 前期は17%増
 大同メタル工業<7245.T>が後場急騰。同社は13日13時に、26.3期通期の連結営業利益予想を80.0億円(前期比12.8%増)に、年間配当予想を24円(前期は18円)にすると発表した。前提為替レートは1米ドル145円、1ユーロ165円。

 25.3期通期の連結営業利益は70.9億円(前の期比16.5%増)だった。自動車用エンジン以外軸受けセグメントや非自動車用軸受けセグメントの増益が寄与した。

 併せて、25.3期の期末配当予想を8円→11円(前期は13円)に修正することも発表した。年間配当は15円→18円(前期は15円)となる。

 また、26.3期から31.3期までの新中期経営計画「Bridge to Daido 2030」を策定したことも発表した。31.3期の計画は売上高1700億円(25.3期実績1363億円)、営業利益170億円(25.3期実績70億円)とした。

★13:26  ダイセル-後場上げ幅縮小 今期営業益12%減見込む 前期は2%減
 ダイセル<4202.T>が後場上げ幅縮小。同社は13日13時20分、26.3期通期の連結営業利益予想を540億円(前期比11.5%減)に、年間配当予想を60円(前期は60円)にすると発表した。市場コンセンサスは711億円。

 為替影響やエンジニアリングプラスチックの減価償却費、定期修繕費用増加の影響などにより減益を見込む。売上高はエンジニアリングプラスチックや自動車エアバッグ用インフレータの販売数量増加などにより増加する見通し。

 25.3期通期の連結営業利益は610億円(前の期比2.2%減)だった。一酸化炭素(CO)プラントにおけるトラブル、減価償却費の増加などが響いた。売上高は、自動車関連市場や電子材料関連市場の需要が回復基調であること、為替影響などにより増加した。

 なお、株価は一時マイナスとなる場面が見られた。

★13:26  ダイセル-後場上げ幅縮小 1000万株の自己株消却へ 割合3.61%
 ダイセル<4202.T>が後場上げ幅縮小。同社は13日13時20分、1000万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は5月22日。消却前発行済み株式総数に対する割合は3.61%となる。

 なお、株価は同時に発表した決算を受けて上げ幅を縮めている。

★13:31  ミズノ-後場急騰 今期営業益8%増見込む コンセンサス上回る
 ミズノ<8022.T>が後場急騰。同社は13日13時、26.3期通期の連結営業利益予想を225億円(前期比8.3%増)に、年間配当予想を50円にすると発表した。市場コンセンサスは211億円。

 25.3期通期の連結営業利益は208億円(前の期比20.2%増)だった。国内においてはフットボール、バレーボール、ラケットスポーツなど競技スポーツ品の販売が好調に推移し、ワークビジネス事業の売り上げも好調に推移した。海外においても競技スポーツ品やスポーツスタイルシューズの販売が伸長したことに加え、売上高総利益率の改善も寄与した。

★13:35  コロワイド-反発 豪ステーキ店運営を買収 アジアで供給網強化=日経
 コロワイド<7616.T>が反発。日本経済新聞電子版は13日13時に、同社がステーキレストラン事業を展開する豪シーグラスを買収すると報じた。

 記事によれば、取得額は非公表だが、180億円程度とみられるという。牛肉の調達・取引網に強みを持つ豪シーグラスを傘下に加えることでグループ内での牛肉の安定調達につなげる。アジアを中心にステーキ店を出店し、新しい収益源に育てるとしている。

★13:39  日本電波工業-後場急落 今期最終益28%減見込む 前期は23%減
 日本電波工業<6779.T>が後場急落。同社は13日13時30分、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を13.0億円(前期比27.5%減)に、年間配当予想を30円(前期は30円)にすると発表した。

 長期の持続的な成長に向け、高い収益性と資本効率を重視した企業基盤を構築するための大規模な先行投資を実施する計画。

 25.3期通期の連結純利益は17.9億円(前の期比23.2%減)だった。持分法適用会社に関する投資の減損損失を計上したことなどが響いた。

 併せて、中期経営計画(26.3期~28.3期)を策定したことも発表した。最終年度の経営目標として、売上高700億円以上(25.3期は530億円)、ROE10.0%以上(同6.3%)をめざす。株主還元方針については、最終年度にDOE(株主資本配当率)3.0%を目標とし、3年間累計200億円の設備投資に資金を優先的に充当する。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,329.22 +168.75
TOPIX 2,742.37 +6.85
グロース250 724.48 +11.81
NYダウ 41,603.07 -256.02
ナスダック総合 18,737.21 -188.53
ドル/円 142.34 -0.23
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ