前場コメント No.3 ローム、サンリオ、Finatext、日ビジシス、カバー、ニトリHD
★9:04 ローム-5日ぶり大幅反落 今期最終黒字転換見込む 前期は501億円の赤字
ローム<6963.T>が5日ぶり大幅反落。同社は13日、26.3期通期の連結純損益予想を70.0億円の黒字に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは77.4億円。
市況や需要動向に応じて設備投資を厳格に管理するとともに、生産拠点の再編や生産効率の改善、人員適正化によって固定費を抑制することで、強固な経営基盤を構築する。また、早期の業績回復と中長期的な企業価値向上をめざし、新たな中期経営計画を策定中とした。
25.3期通期の連結純損益は500.7億円の赤字(前の期は539.7億円の黒字)だった。会社計画60.0億円の赤字を下回った。厳しい市場環境の変化に対応するために棚卸資産を厳格に評価したことなどにより、売上原価が予定よりも増加した。LSI事業や半導体素子事業を中心に国内外工場の生産設備のほか、Siウエハ事業からの撤退に伴う固定資産の減損損失を計上したことなども響いた。
なお、株価は前期の赤字を嫌気した売りが優勢となっている。
ローム<6963.T>が5日ぶり大幅反落。同社は13日、26.3期通期の連結純損益予想を70.0億円の黒字に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは77.4億円。
市況や需要動向に応じて設備投資を厳格に管理するとともに、生産拠点の再編や生産効率の改善、人員適正化によって固定費を抑制することで、強固な経営基盤を構築する。また、早期の業績回復と中長期的な企業価値向上をめざし、新たな中期経営計画を策定中とした。
25.3期通期の連結純損益は500.7億円の赤字(前の期は539.7億円の黒字)だった。会社計画60.0億円の赤字を下回った。厳しい市場環境の変化に対応するために棚卸資産を厳格に評価したことなどにより、売上原価が予定よりも増加した。LSI事業や半導体素子事業を中心に国内外工場の生産設備のほか、Siウエハ事業からの撤退に伴う固定資産の減損損失を計上したことなども響いた。
なお、株価は前期の赤字を嫌気した売りが優勢となっている。
★9:04 サンリオ-4日ぶり大幅反落 今期営業益16%増見込むもコンセンサス下回る
サンリオ<8136.T>が4日ぶり大幅反落。同社は13日、26.3期通期の連結営業利益予想を600億円(前期比15.8%増)に、年間配当予想を54円(前期は53円)にすると発表した。市場コンセンサスは605億円。
国内外での引き続きの需要増と成長投資を含む新中期経営計画に沿った諸施策の実行などにより、増収増益を見込む。米国の関税政策の影響が不透明であるものの、業績への影響は限定的と前提とした。
25.3期通期の連結営業利益は518億円(前の期比92.2%増)だった。国内外でロイヤリティ売上が増加し、営業利益は2期連続で過去最高を更新した。
なお、株価は今期見通しがコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
サンリオ<8136.T>が4日ぶり大幅反落。同社は13日、26.3期通期の連結営業利益予想を600億円(前期比15.8%増)に、年間配当予想を54円(前期は53円)にすると発表した。市場コンセンサスは605億円。
国内外での引き続きの需要増と成長投資を含む新中期経営計画に沿った諸施策の実行などにより、増収増益を見込む。米国の関税政策の影響が不透明であるものの、業績への影響は限定的と前提とした。
25.3期通期の連結営業利益は518億円(前の期比92.2%増)だった。国内外でロイヤリティ売上が増加し、営業利益は2期連続で過去最高を更新した。
なお、株価は今期見通しがコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
★9:04 Finatext-買い気配 今期営業益97%増見込む 前期は4.6倍
Finatextホールディングス<4419.T>が買い気配。同社は13日、26.3期通期の連結営業利益予想を18.7億円(前期比96.8%増)にすると発表した。市場コンセンサスは15.6億円。
新規事業として仕込んできた不動産業界向けデータサービス、データAIソリューション、クレジットインフラが成長をけん引する見通し。次期中期目標として、2028年度(29.3期)に売上高300億円(今期予想110.0億円)、EBITDA100億円(同22.4億円)を設定した。
25.3期通期の連結営業利益は9.5億円(前の期比4.6倍)だった。会社計画は8.3億円。生産性の向上によって、業務委託費が圧縮されたことで期初計画を上回った。
Finatextホールディングス<4419.T>が買い気配。同社は13日、26.3期通期の連結営業利益予想を18.7億円(前期比96.8%増)にすると発表した。市場コンセンサスは15.6億円。
新規事業として仕込んできた不動産業界向けデータサービス、データAIソリューション、クレジットインフラが成長をけん引する見通し。次期中期目標として、2028年度(29.3期)に売上高300億円(今期予想110.0億円)、EBITDA100億円(同22.4億円)を設定した。
25.3期通期の連結営業利益は9.5億円(前の期比4.6倍)だった。会社計画は8.3億円。生産性の向上によって、業務委託費が圧縮されたことで期初計画を上回った。
★9:05 日本ビジネスシステムズ-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は80%増
日本ビジネスシステムズ<5036.T>が買い気配。同社は13日、25.9期通期の連結営業利益予想を従来の57.0億円から75.0億円(前期比63.3%増)に上方修正すると発表した。
足元の事業環境は好調に推移しており、上期(10-3月)の業績が前年同期を大きく上回った。世界経済の不透明感が高まっていることから今後の見通しは慎重に見極める必要があるものの、顧客企業のDX需要はおう盛であり、同社として顧客期待に対して相応に対応できる体制強化が進んでいることから通期の見通しを引き上げた。
25.9期上期(10-3月)の連結営業利益は45.1億円(前年同期比79.8%増)だった。
日本ビジネスシステムズ<5036.T>が買い気配。同社は13日、25.9期通期の連結営業利益予想を従来の57.0億円から75.0億円(前期比63.3%増)に上方修正すると発表した。
足元の事業環境は好調に推移しており、上期(10-3月)の業績が前年同期を大きく上回った。世界経済の不透明感が高まっていることから今後の見通しは慎重に見極める必要があるものの、顧客企業のDX需要はおう盛であり、同社として顧客期待に対して相応に対応できる体制強化が進んでいることから通期の見通しを引き上げた。
25.9期上期(10-3月)の連結営業利益は45.1億円(前年同期比79.8%増)だった。
★9:05 カバー-売り気配 今期営業益2.5%増見込むもコンセンサス下回る
カバー<5253.T>が売り気配。同社は13日、26.3期通期の営業利益予想を82.0億円(前期比2.5%増)にすると発表した。市場コンセンサスは113.7億円。
持続的な成長に向けた体制拡充および研究開発費用が一時的に利益を下押しするとし、微増益を予想している。
25.3期通期の営業利益は80.0億円(前の期比44.5%増)だった。トレーディングカードゲームおよびマーチャンダイジング小売りの拡大により、セールスミックスにおけるマーチャンダイジングの売り上げ構成比が拡大し、粗利率が大きく改善したことが寄与した。
カバー<5253.T>が売り気配。同社は13日、26.3期通期の営業利益予想を82.0億円(前期比2.5%増)にすると発表した。市場コンセンサスは113.7億円。
持続的な成長に向けた体制拡充および研究開発費用が一時的に利益を下押しするとし、微増益を予想している。
25.3期通期の営業利益は80.0億円(前の期比44.5%増)だった。トレーディングカードゲームおよびマーチャンダイジング小売りの拡大により、セールスミックスにおけるマーチャンダイジングの売り上げ構成比が拡大し、粗利率が大きく改善したことが寄与した。
★9:05 ニトリ-大幅に3日続落 今期経常益5.4%増見込むもコンセンサス下回る
ニトリホールディングス<9843.T>が大幅に3日続落。同社は13日、26.3期通期の連結経常利益予想を1330億円(前期比5.4%増)に、年間配当予想を154円(前期は152円)にすると発表した。市場コンセンサスは1408億円。
既存事業における魅力ある品ぞろえ・品質・価格の実現、ホームセンター事業におけるローコストオペレーションの実現、グローバル展開の加速を進める。
25.3期通期の連結経常利益は1262億円(前の期比4.7%減)だった。ニトリ24店舗、デコホーム15店舗を出店した。仕入れや在庫に為替影響があったことなどが響いた。
なお、株価は今期見通しがコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
ニトリホールディングス<9843.T>が大幅に3日続落。同社は13日、26.3期通期の連結経常利益予想を1330億円(前期比5.4%増)に、年間配当予想を154円(前期は152円)にすると発表した。市場コンセンサスは1408億円。
既存事業における魅力ある品ぞろえ・品質・価格の実現、ホームセンター事業におけるローコストオペレーションの実現、グローバル展開の加速を進める。
25.3期通期の連結経常利益は1262億円(前の期比4.7%減)だった。ニトリ24店舗、デコホーム15店舗を出店した。仕入れや在庫に為替影響があったことなどが響いた。
なお、株価は今期見通しがコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
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