〔Market Flash〕大手行は決算を無難に通過～ＳＭＢＣ日興

【12:40】大手行は決算を無難に通過～ＳＭＢＣ日興

　ＳＭＢＣ日興証券では大手行に関して、決算は概ね無難に通過したと捉えている。みずほ<8411.T>と三井住友<8316.T>は関税影響により利益計画の目線を引き下げたと公表したが、関税自体が流動的な状況だけに、一概に「みずほと三井住友が保守的で、三菱ＵＦＪ<8306.T>が意欲的」と判断するのも適当ではないと考えている。日銀は5月1日の金融政策決定会合後の会見で、関税次第で金融政策の見通しが大きく動くことを示唆した。各行の見通しも、関税や金融政策によって今後大きく変動しうると考えるべきとＳＭＢＣ日興ではコメントしている。


【10:20】米4月小売売上高は底堅いが今後の動向を注視～三菱ＵＦＪＭＳ

　三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では米国の4月小売売上高に関して、総合は前月比+0.1％と底堅さを保った格好となったが、自動車・ガソリン・建築資材・外食を除くコアは同-0.2％と減速したことを指摘している。品目別では衣料品や家電などの伸びが減速しており、3月の駆け込み買いの反動がみられるとのこと。米小売大手ウォルマートが値上げ開始の見通しを明らかにしたこともあり、関税が消費に与える影響を物価動向とともに今後も注視する必要があると考えている。


【9:40】FA関連銘柄を買おう！～大和

　大和証券では、FA関連企業に注目できる条件が整いつつあると考えている。（1）中国向け受注高が多くの企業で想定以上に強いペースで回復が続いていること、（2）間接影響が株式市場の懸念ほど拡大していないこと、（3）将来を見据えた企業変革に取り組む企業が増えていること、（4）バリュエーションに割安感が見いだせる企業が多いこと―の4点を注目ポイントとして挙げている。個別では、ＳＭＣ<6273.T>と安川電機<6506.T>の投資判断を引き上げている。


【8:45】寄り前気配は豊田織機、ＳＭＣ、ＦＵＪＩ、ヒロセ電が高い気配値

　主力株の寄り前気配では、豊田織機<6201>+9.53%、ＳＭＣ<6273>+7.36%、ＦＵＪＩ<6134>+6.52%、ヒロセ電<6806>+6.01%、ＳＧＨＤ<9143>+5.57%、ニフコ<7988>+4.90%、ソシオネクスト<6526>+4.48%、住友鉱<5713>+4.10%などが高い気配値。

　一方、ＮＲＩ<4307>-5.96%、めぶきＦＧ<7167>-2.70%、ＢＩＰＲＯＧＹ<8056>-2.62%、富士電機<6504>-2.50%、サンケン電<6707>-2.46%、京成<9009>-2.41%、日本Ｍ＆Ａ<2127>-2.20%、参天薬<4536>-2.19%、コニカミノル<4902>-2.01%などが安い気配値となっている。