前場コメント No.8 東海理化、ニトリHD、船場、住友電、Gウイン、HMT
★10:21 東海理化-3日続伸 新中計を策定 31.3期のROE10%めざす
東海理化<6995.T>が3日続伸。同社は29日10時、26.3期から31.3期の中期経営計画を策定したと発表した。
数値目標として、31.3期の売上高は7000億円(26.3期は計画値で5800億円)、営業利益率は7%(同3.4%)、ROEは10%(同4.4%)をめざす。株主還元については、DOE3%を基本とし、配当利回りを意識した配当施策、追加の自己株式取得を検討するとしている。
東海理化<6995.T>が3日続伸。同社は29日10時、26.3期から31.3期の中期経営計画を策定したと発表した。
数値目標として、31.3期の売上高は7000億円(26.3期は計画値で5800億円)、営業利益率は7%(同3.4%)、ROEは10%(同4.4%)をめざす。株主還元については、DOE3%を基本とし、配当利回りを意識した配当施策、追加の自己株式取得を検討するとしている。
★10:22 ニトリHD-続落 円高進行を嫌気 セリアなども安い
ニトリホールディングス<9843.T>が続落。円高進行が嫌気されている。
エヌビディア好決算を手掛かりとした株高や、米国際貿易裁判所によるトランプ関税に差し止め命令などを受け、リスクオンの円売りが進行。寄り前から急速に円安が進行し、足元では146円前後(大引け時点は144.3円前後)で推移している。
輸入コスト増加による利益下押し懸念から、同社や神戸物産<3038.T>、セリア<2782.T>など円安デメリットとなる銘柄に売りが出ている。
ニトリホールディングス<9843.T>が続落。円高進行が嫌気されている。
エヌビディア好決算を手掛かりとした株高や、米国際貿易裁判所によるトランプ関税に差し止め命令などを受け、リスクオンの円売りが進行。寄り前から急速に円安が進行し、足元では146円前後(大引け時点は144.3円前後)で推移している。
輸入コスト増加による利益下押し懸念から、同社や神戸物産<3038.T>、セリア<2782.T>など円安デメリットとなる銘柄に売りが出ている。
★10:22 船場-3日ぶり反発 マーサージャパンと企業変革を支援する統合ソリューションを開始
船場<6540.T>が3日ぶり反発。同社は29日10時、世界最大級の組織・人事コンサルティングファームであるマーサージャパン(東京都港区)と連携し、グローバルトップ企業に求められる空間づくりと人づくりの視点から企業変革を支援する統合ソリューションを開始すると発表した。
同サービスの提供により、グローバルトップ企業もしくはグローバルトップ企業をめざしている企業に対し、「企業の在りたい姿」を起点に、空間と組織・人材マネジメントの進化を同時に実現するとしている。
船場<6540.T>が3日ぶり反発。同社は29日10時、世界最大級の組織・人事コンサルティングファームであるマーサージャパン(東京都港区)と連携し、グローバルトップ企業に求められる空間づくりと人づくりの視点から企業変革を支援する統合ソリューションを開始すると発表した。
同サービスの提供により、グローバルトップ企業もしくはグローバルトップ企業をめざしている企業に対し、「企業の在りたい姿」を起点に、空間と組織・人材マネジメントの進化を同時に実現するとしている。
★10:34 住友電気工業-野村が目標株価引き上げ 情報通信を中心に上方修正
住友電気工業<5802.T>が大幅に6日続伸。野村証券では、情報通信を中心に上方修正。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を2800円→3600円に引き上げた。
野村では26.3期は米政府の関税影響などにより営業減益を想定しているが、会社計画や市場予想を上回ると予想。情報通信事業はデータセンタ向けの需要が強いほか、顧客開拓も進んでいるとし、CPO(Co-Packaged Optics)やマルチコアファイバなどの次世代技術でも事業機会が拡大する可能性があるとみている。
住友電気工業<5802.T>が大幅に6日続伸。野村証券では、情報通信を中心に上方修正。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を2800円→3600円に引き上げた。
野村では26.3期は米政府の関税影響などにより営業減益を想定しているが、会社計画や市場予想を上回ると予想。情報通信事業はデータセンタ向けの需要が強いほか、顧客開拓も進んでいるとし、CPO(Co-Packaged Optics)やマルチコアファイバなどの次世代技術でも事業機会が拡大する可能性があるとみている。
★10:35 ゴールドウイン-SMBC日興が目標株価を引き上げ 引き続き海外成長の加速に期待
ゴールドウイン<8111.T>が小幅高。SMBC日興証券では、引き続き海外成長の加速に期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は9400円→9800円に引き上げた。
SMBC日興では、一過性費用が重石となり前期比営業減益となった25/3期は、TNF(ザ・ノース・フェイス)の売上成長率も従来比で鈍化したと指摘。そのため中長期での成長期待の低下から近年株価が低迷し、国内スポーツ銘柄対比でアンダーパフォームしたと考えている。当費用は26/3期に剥落するが、株式市場の焦点はTNFの売上再加速であるとみている。また、自社ブランド「ゴールドウイン」の海外進出は段階的にスタートしており、中計で新たな成長ドライバーとして描かれ、長期的な焦点となっていると解説している。
ゴールドウイン<8111.T>が小幅高。SMBC日興証券では、引き続き海外成長の加速に期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は9400円→9800円に引き上げた。
SMBC日興では、一過性費用が重石となり前期比営業減益となった25/3期は、TNF(ザ・ノース・フェイス)の売上成長率も従来比で鈍化したと指摘。そのため中長期での成長期待の低下から近年株価が低迷し、国内スポーツ銘柄対比でアンダーパフォームしたと考えている。当費用は26/3期に剥落するが、株式市場の焦点はTNFの売上再加速であるとみている。また、自社ブランド「ゴールドウイン」の海外進出は段階的にスタートしており、中計で新たな成長ドライバーとして描かれ、長期的な焦点となっていると解説している。
★10:36 HMT-大幅反発 動物の筋肉からD-スレオニンを世界で初めて検出
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が大幅反発。同社は28日、高知大学、鹿児島大学と共同で、高感度な化学分析技術(キラル誘導体化LC-TOF/MS法)により、牛肉の品質やおいしさの理解を深める可能性のある重要な低分子化合物を検出したと発表した。
特に、D-スレオニン(D-Thr)が動物の筋肉組織で確認されたのは世界で初めてで、牛の体の仕組みや牛肉の品質について、より深く理解するための重要な手がかりになるという。
今後、これらのD-アミノ酸が牛の体内でどのように蓄積され、具体的にどのような働きをしているのか、さらなる研究が進められることで、将来的にはより高品質でおいしい牛肉の開発などへの貢献が期待されるとしている。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090.T>が大幅反発。同社は28日、高知大学、鹿児島大学と共同で、高感度な化学分析技術(キラル誘導体化LC-TOF/MS法)により、牛肉の品質やおいしさの理解を深める可能性のある重要な低分子化合物を検出したと発表した。
特に、D-スレオニン(D-Thr)が動物の筋肉組織で確認されたのは世界で初めてで、牛の体の仕組みや牛肉の品質について、より深く理解するための重要な手がかりになるという。
今後、これらのD-アミノ酸が牛の体内でどのように蓄積され、具体的にどのような働きをしているのか、さらなる研究が進められることで、将来的にはより高品質でおいしい牛肉の開発などへの貢献が期待されるとしている。
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