前場コメント No.3 豊田織機、KeePer技、IHI、ギフトHD、マツダ、アストロスケール

2025/06/05(木) 11:33
★9:03  豊田自動織機-もみ合い 英運用会社、TOB価格「2万円以上が妥当」=日経
 豊田自動織機<6201.T>がもみ合い。日本経済新聞電子版は5日2時13分、同社株主の英運用会社ゼナーアセットマネジメントが4日に、トヨタ自動車<7203.T>などのTOB(株式公開買い付け)価格について「安すぎる。トヨタの買収には有利な条件だが、少数株主の利益を十分に反映していない」として、2割強高い水準が適正と主張したと報じた。
 
 記事によれば、ゼナーの共同設立者でデイビッド・ミッチンソン・パートナーが取材に応じたようだ。ミッチンソン氏は、TOB価格について「2万円以上が妥当だ」との見解を示したとしている。

★9:04  KeePer技研-売り気配 5月度のキーパーラボ既存店売上高7.1%減
 KeePer技研<6036.T>が売り気配。同社は5日、1月度のキーパーラボ運営事業における既存店売上高は前年同月比7.1%減だったと発表した。全店は同0.5%減となった。

 最大11連休となった今年のゴールデンウイーク期間中を含め、5月5日以降の週末ごとに降雨が続き、日照時間の少なさに比例する形で来店台数が減少。特に東北エリアと中部エリアでその傾向が顕著となったとしている。

★9:04  IHI-4日ぶり反落 30年代に原発事業の売上高倍増1000憶円に=読売
 IHI<7013.T>が4日ぶり反落。読売新聞オンラインは4日19時に、同社の井手博社長が読売新聞のインタビューに応じ、原子力事業の売上高を、2030年代に現在の2倍の1000億円規模に引き上げる考えを示したと報じた。

 記事によれば、26年度からの次期中期経営計画に盛り込む方針だという。世界的に進んでいる原発活用の需要取り込みをめざすとしている。

 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:04  ギフトHD-4日ぶり反発 5月度の既存店売上高10%増 全店33%増
 ギフトホールディングス<9279.T>が4日ぶり反発。同社は4日、5月度の国内直営既存店売上高は前年同月比10.1%増だったと発表した。全店は同33.4%増だった。

★9:04  マツダ-5日続落 山口県防府工場でEV生産へ
 マツダ<7261.T>が5日続落。同社は4日に、山口県の防府工場で電気自動車(EV)の生産を始めると発表した。

 5日付の日本経済新聞朝刊によれば、2027年に発売を予定しているEVから生産するもよう。ガソリン車などと混流生産し、需要の変動に柔軟に対応するようだ。同日に防府工場の生産ラインを報道陣に公開したとしている。

 なお、株価は円高進行を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:06  アストロスケール-反発 英国子会社がデブリ除去衛星ELSA-Mの詳細設計審査を完了
 アストロスケールホールディングス<186A.T>が反発。同社は4日、アストロスケール英国が、軌道上で役目を終えた複数の人工衛星を除去する「ELSA-M(End-of-Life Services by Astroscale-Multipl)」の開発において、機体の詳細設計審査を成功裏に完了したと発表した。
 
 ELSA-Mの機能は、2021年に打ち上げられ、模擬デブリの捕獲や遠距離からの接近の実証に成功した ELSAd(End-of-Life Services by Astroscale-demonstration)の機能を向上させたものだという。ELSA-Mは現在、フライトモデルの組み立て、統合、試験、打上げ、運用、軌道上実証を含むフェーズ4を進めているとしている。


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