前場コメント No.5 Zenmu、FRONTEO、エスペック、アルプスアル、メタプラネット、Gウイン

2025/06/25(水) 11:30
★9:24  ゼンムテック-急落 きょうからロックアップ解除 需給悪化を懸念
 ZenmuTech<338A.T>が急落。きょう6月25日より上場後90日のロックアップが解除されたことが材料。ロックアップが解除されたことを受け、需給面への影響を懸念した売りが出ている。
 

★9:28  FRONTEO-続伸 米コンサルQ Partnersと戦略的パートナー契約を締結
 FRONTEO<2158.T>が続伸。同社は25日9時、米国市場での本格的な事業展開に向け、米国コンサルティング企業であるQ Partnersと戦略的パートナー契約を締結したと発表した。

 創薬支援サービス「FRONTEO Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」をはじめとするライフサイエンスAI事業の米国展開を加速させ、同国におけるプレゼンス向上をめざす。今回の発表は同社が2月27日に開示した「Drug Discovery AI Factory」の米国進出に関するフォローリリースであり、コンサルティング会社の詳細開示をするものとしている。

★9:28  エスペック-丸三が目標株価引き上げ 過去最高益の更新が続くと予想
 エスペック<6859.T>が続伸。丸三証券では、新成長分野での売り上げ拡大と収益性向上施策により過去最高益の更新が続くと予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を3800円→4400円と引き上げた。

 丸三では、26.3期の受注高・売上高については、EV・バッテリー向けの需要減少をAI半導体、自動運転、衛星通信市場の需要増加が補い高水準を維持すると予想。営業利益については原価改善・コストダウンによる収益性向上を見込み、過去最高益の更新を予想する。
 また、ターゲット市場での売り上げ拡大や収益向上施策により、過去最高益の更新が続くと予想しており、28.3期の中期目標を達成するとみている。

★9:33  アルプスアルパイン-4日続伸 エスグラントの保有割合が増加 保有割合17.21%→18.23%
 アルプスアルパイン<6770.T>が4日続伸。同社株について、エスグラントコーポレーションの保有割合が増加した。6月24日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は17.21%→18.23%となっている。

★9:34  メタプラネット-急落 暗号資産の「金融商品取引法」移行検討を懸念か
 メタプラネット<3350.T>が急落。金融庁が25日に金融審議会総会を開催することが手がかり。

 同審議会については、「暗号資産を巡る制度のあり方に関する検討について」との説明資料が事前に公表されており、暗号資産の規制を現行の資金決済法から金融商品取引法へ移行する案について審議されるもよう。

 金融商品取引法へ移行された場合、将来的な申告分離課税の導入や、国内での暗号資産ETF(上場投資信託)の実現につながる可能性がある。税制移行が実現した場合、税制面でビットコインより同社株を選好する理由が薄れるとの見方から、きょうは売りが優勢となっている。

★9:44  ゴールドウイン-MSMUFGが目標株価引き上げ ポジティブな変化が期待できる点は相対的に多い
 ゴールドウイン<8111.T>が続伸。モルガン・スタンレ―MUFG証券では、ポジティブな変化が期待できる点は相対的に多いと評価。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を10500円→11200円に引き上げた。

 MSMUFGでは、経営の市場との対話姿勢の向上や課題点の改善に向けた同社取り組みによるポジティブな変化が期待できる状況になってきたにも関わらず、現行株価には十分に反映されていないと考えている。また、現在営業赤字となっているGoldwinブランドも、27.3期は黒字転換を果たす見込みで増益基調の持続性は高いとみている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,942.07 +151.51
TOPIX 2,782.24 +0.89
グロース250 757.36 +0.59
NYダウ 43,089.02 +507.24
ナスダック総合 19,912.53 +281.56
ドル/円 144.80 -0.13
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ