前場コメント No.3 インフォメティス、日駐、ハイデ日高、ゼンショーHD、オエノンHD、モダリス

2025/06/30(月) 11:30
★9:04  インフォメティス-買い気配 世界初の機器分離推定技術に関する国際標準規格が発行
 インフォメティス<281A.T>が買い気配。同社は27日、機器分離推定技術(以下、NILM(Non-Intrusive Load Monitoring))に関する世界初の国際規格案(以下「NILM-IS」)の国際標準規格化を、経済産業省からの6年にまたがる受託事業を通して国際的に推進することに貢献し、同案が2025年6月25日に国際電気標準会議で正式に国際標準規格として発行されたと発表した。
 
 同国際規格では、計測データのクラス分けを定義し、それに応じた用途、スマートメーターへの搭載実現性などに合理的な方式選定が行えるよう、NILM向けの計測データを出力する測定機器には出力可能なクラスを明示することをNILMISで義務付ける形となっているという。なお、インフォメティス方式は、このクラス分けにおいて世界中のスマートメーターへの搭載実現性が高いものと解るようなクラスになっているとしている。

★9:05  日本駐車場開発-買い気配 400万株・10億円を上限に自社株買い 割合は1.25%
 日本駐車場開発<2353.T>が買い気配。同社は27日、400万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年7月17日~9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.25%となる。

★9:05  ハイデイ日高-5日続伸 営業益最高 3~5月 値上げや限定商品が奏功=日経
 ハイデイ日高<7611.T>が変わらず挟み5日続伸。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社の26.2期1Q(3-5月)の単独営業利益は16億円前後と、前年同期比で1割強増え、1Qとして2年連続で過去最高を更新したもようだと報じた。
 
 記事によると、値上げ効果に加え、期間限定メニューの投入による集客も奏功し、既存店売上高が伸びたという。1Q決算は7月4日に発表する予定としている。

★9:06  ゼンショーHD-4日続伸 海外3000店出店 店舗数、国内の3倍近くに=日経
 ゼンショーホールディングス<7550.T>が4日続伸。29日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2025年度からの3年間に海外で3000店を新規出店すると報じた。
 
 記事によると、同社の28年3月末の海外の外食店舗は1万3000店超と、25年3月末比で3割弱増えるようだ。国内は1割増の5100店程度を見込み、海外店舗の規模が国内の3倍に迫るという。M&Aした米欧の持ち帰りすしチェーンの店舗や調達網を活用するとしている。

★9:06  オエノンHD-続落 10月1日出荷分より焼酎などを価格改定
 オエノンホールディングス<2533.T>が続落。同社は27日、同社グループの合同酒精が、合同酒が製造・販売する甲類焼酎、甲類乙類混和焼酎、RTD、清酒の一部商品について販売価格を2025年10月1日出荷分より改定(値上げ)すると発表した。
 
 原料米をはじめとした各種原材料価格の他、製造にかかるエネルギー価格、容器包装品の資材価格、物流費などのコストの上昇は踏まえた。改定幅は2.0~56.9%程度(参考小売価格ベース)としている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。


★9:07  モダリス-3日続落 MDL-101のINDファイリングの予定が2026年となる見通し
 モダリス<4883.T>が変わらず挟み3日続落。同社は27日に、リードプログラムであるMDL-101のINDファイリングの予定が2026年となる見通しであると発表した。

 MDL-101の各開発段階を着実に進めてきたが、外部委託機関の変更および一部の試験に必要な資材の供給に時間を要した結果、開発スケジュールの見直しを行うこととした。
 このプロジェクトは同社にとって中長期的な成長を支える重要な柱と位置づけている。今回のスケジュール見直しにより、一定の短期的影響は見込まれるが、長期的な価値創出に向けた技術基盤強化と製品品質担保を優先した判断だとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 40,799.60 -270.22
TOPIX 2,948.65 +5.58
グロース250 762.27 +1.95
NYダウ 43,588.58 -542.40
ナスダック総合 20,650.13 -472.31
ドル/円 150.62 -0.15
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ