前場コメント No.1 データSEC、7&I-HD、スマートバリュ、GENDA、三井E&S、レナサイエンス

2025/07/17(木) 11:30
★9:00  データセクション-買い気配 今期営業黒字転換見込む AIデータセンターサービス利用料を反映
 データセクション<3905.T>が買い気配。同社は16日、従来未定としていた26.3期通期の連結営業損益予想を31.7億円の黒字(前期は5.0億円の赤字)にすると発表した。

 同社はAIデータセンター事業における1プロジェクトあたりの契約金額が多額であり、その成約の有無が、同社グループの経営成績に著しい影響を及ぼす状況にあることから、いずれかのプロジェクト受注が確定した段階で、当該プロジェクト収益を反映させた当期連結業績予想を速やかに公表するとしていた。

 今回、2025年7月10日付け公表の「大口受注に関するお知らせ」のとおり、AIデータセンター事業におけるプロジェクト受注が確定したことから、この1件のプロジェクトにかかる収益を反映させた当期連結業績予想を開示することとした。このプロジェクトにかかるAIデータセンターサービス利用料としては、2025年9月から 2026年3月までの7カ月間にわたり、売上高115億2600万円(1米ドルを146円で円換算)の計上を反映している。

 なお、このプロジェクト以上の規模となる大型見込案件についても契約協議中であり、受注が確定した段階で、当該案件の収益を当期連結業績予想に反映させるため、速やかに当期連結業績予想を修正するとしている。

★9:00  セブン&アイ-売買停止 クシュタールが買収提案を撤回
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が売買停止。カナダの流通大手アリマンタシォン・クシュタールは現地時間16日、同社に対する買収提案を撤回すると発表した。買収に向けて友好的な対話を求めてきたが、交渉が不調なためとしている。

 なお、同社株については東証が8時20分より売買を停止している。買収提案の撤回に関する報道の真偽等の確認のためとしている。

★9:00  スマートバリュー-売り気配 通期営業赤字4.6億円見込む 一転赤字へ
 スマートバリュー<9417.T>が売り気配。同社は16日に、25.6期通期の連結営業損益予想を従来の6800万円の黒字から4億6200万円の赤字(前期は3億0800万円の赤字)に下方修正すると発表した。

 デジタルガバメントセグメントおよびモビリティ・サービスセグメントの既存クラウドサー
ビスともに単価の低下や受注の減少などが影響し、売上高が予想を下回った。スマートベニューセグメントにおけるリース会計基準の適用が大きく影響するとともに、GLION ARENA KOBE開業における開業時費用の増加および売上高の目標未達による売上総利益の減少も響いた。

 併せて、26.6期の期末配当予想を10円(25.6期の期末配当予想は8円)にすることも発表した。年間配当も同額となる。

★9:00  GENDA-買い気配 6月度の売上高52%増
 GENDA<9166.T>が買い気配。同社は16日、6月度の合計売上高は速報値で120.9億円(前年同月比51.8%増)だったと発表した。

 エンタメ・プラットフォーム事業の売上高は109.4億円(同55.3%増)、エンタメ・コンテンツ事業の売上高は11.5億円(同25.3%増)となった。

★9:01  三井E&S-SMBC日興が投資評価引き上げ 舶用エンジンの売り上げ増加期待が高まる
 三井E&S<7003.T>が買い気配。SMBC日興証券では、舶用エンジンの売り上げ増加期待が高まるとし、投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に、目標株価を1600円→3400円へそれぞれ引き上げた。

 SMBC日興では、舶用エンジン、港湾クレーンの堅調な受注により収益性改善が継続するとみて、PBRからPERでの評価へ変更した。舶用エンジン、港湾クレーンの構造的な需要増を享受し、設備投資や生産効率改善による増収、収益性改善が継続することで今期会社計画、中計目標の利益目標を上回るとみている。

★9:01  レナサイエンス-買い気配 医薬基盤・健康・栄養研究所の助成事業に採択
 レナサイエンス<4889.T>が買い気配。同社は16日、希少疾患用医薬品に指定された医薬品開発のみ申請可能な助成事業の医薬基盤・健康・栄養研究所の令和7年度希少疾病用医薬品等試験研究助成事業に、同社が実施している悪性黒色腫の第3相医師主導治験(ニボルマブと「RS5614」の併用の有効性および安全性を検証する第3相ランダム化プラセボ対象二重盲検医師主導治験)を対象として申請し、採択されたと発表した。
 
 厚生労働大臣から指定を受けた希少疾病用医薬品等の製造販売承認申請を行うために必要な試験研究(製造販売承認申請に係る添付資料作成のための開発費用)が助成対象となる。助成期間は2025年4月~2026年3月(原則最大3事業年度まで)で、助成対象となる経費の2分の1を上限とし、令和7年度希少疾病用医薬品等試験研究助成事業予算の範囲内で事業年度毎に助成金額が決定するとしている。


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