前場コメント No.4 武田、日産自、三住トラスト、野村不HD、日立建、TIS
★9:06 武田薬品工業-反落 1Q営業益11%増も売上収益の減少を嫌気
武田薬品工業<4502.T>が反落。同社は7月30日に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は1846億円(前年同期比11.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1703億円。
米国や中南米、アジアの減少により売上収益は減少したものの、円高による為替影響により売上原価や販管費が減少したことが寄与し、増益での着地となった。
しかし、株価は売上収益の減少が嫌気され、売りが優勢となっている。
武田薬品工業<4502.T>が反落。同社は7月30日に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は1846億円(前年同期比11.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1703億円。
米国や中南米、アジアの減少により売上収益は減少したものの、円高による為替影響により売上原価や販管費が減少したことが寄与し、増益での着地となった。
しかし、株価は売上収益の減少が嫌気され、売りが優勢となっている。
★9:08 日産自動車-3日ぶりに大幅反発 上期営業赤字1800億円見込む 1Qは791億円の赤字
日産自動車<7201.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は30日に、従来未定としていた26.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想を1800億円の赤字(前年同期は329億円の黒字)にすると発表した。1Qの実績および2Qの業績予想を踏まえた。市場コンセンサスは2007億円の赤字。
併せて発表した26.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は791億円の赤字(前年同期は10億円の黒字)だった。台数の減少や為替変動、米国関税などが響いた。
なお、株価は上期の赤字額が市場コンセンサスを下回ったことから、買いが優勢となっている。
日産自動車<7201.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は30日に、従来未定としていた26.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想を1800億円の赤字(前年同期は329億円の黒字)にすると発表した。1Qの実績および2Qの業績予想を踏まえた。市場コンセンサスは2007億円の赤字。
併せて発表した26.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は791億円の赤字(前年同期は10億円の黒字)だった。台数の減少や為替変動、米国関税などが響いた。
なお、株価は上期の赤字額が市場コンセンサスを下回ったことから、買いが優勢となっている。
★9:08 三井住友トラスト-反落 1Q経常益9%減 マーケット関連の減益が響く
三井住友トラストグループ<8309.T>が反落。同社は30日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は908億円(前年同期比36.2%増)だったと発表した。同経常利益は832億円(同9.1%減)となった。
政策保有株式の売却益、関係会社株式の売却益の計上により最終増益となった。一方、マーケット関連の減益により経常利益は減少した。
三井住友トラストグループ<8309.T>が反落。同社は30日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は908億円(前年同期比36.2%増)だったと発表した。同経常利益は832億円(同9.1%減)となった。
政策保有株式の売却益、関係会社株式の売却益の計上により最終増益となった。一方、マーケット関連の減益により経常利益は減少した。
★9:09 野村不動産-反落 1Q最終益5%減 分譲住宅の計上戸数減少など響く
野村不動産ホールディングス<3231.T>が反落。同社は30日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は232億円(前年同期比5.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは236億円。
住宅部門で分譲住宅の計上戸数が減少した。海外部門において、前年同期にベトナムの大型住宅分譲プロジェクトを計上した反動なども響いた。
野村不動産ホールディングス<3231.T>が反落。同社は30日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は232億円(前年同期比5.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは236億円。
住宅部門で分譲住宅の計上戸数が減少した。海外部門において、前年同期にベトナムの大型住宅分譲プロジェクトを計上した反動なども響いた。
★9:09 日立建機-5日続落 通期最終益を下方修正 1Qは54%減
日立建機<6305.T>が5日続落。同社は30日に、26.3期通期の連結純利益(IFRS)を従来の830億円から730億円(前期比10.4%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは747億円。
需要環境の不透明感が強まっていることを踏まえ、前回4月公表時には織り込んでいなかった米国関税政策の影響を今回初めて織り込み、業績予想を修正した。
併せて発表した26.3期1Q(3-5月)の連結純利益は113億円(前年同期比54.1%減)だった。円高影響や物量の減少、研究開発費・人件費などの成長投資が増加した。円高影響による金融収支の悪化も響いた。
日立建機<6305.T>が5日続落。同社は30日に、26.3期通期の連結純利益(IFRS)を従来の830億円から730億円(前期比10.4%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは747億円。
需要環境の不透明感が強まっていることを踏まえ、前回4月公表時には織り込んでいなかった米国関税政策の影響を今回初めて織り込み、業績予想を修正した。
併せて発表した26.3期1Q(3-5月)の連結純利益は113億円(前年同期比54.1%減)だった。円高影響や物量の減少、研究開発費・人件費などの成長投資が増加した。円高影響による金融収支の悪化も響いた。
★9:09 TIS-3日続伸 1Q営業益16%増 高付加価値ビジネス提供や不採算案件の抑制など寄与
TIS<3626.T>が3日続伸。同社は30日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は164億円(前年同期比16.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは152億円。
顧客のデジタル変革をはじめとするIT投資需要への的確な対応や、サービス提供の推進による事業拡大などにより増収となった。売上高の増加に加え、高付加価値ビジネスの提供や生産性向上施策の推進、不採算案件の抑制もあり増益となった。
TIS<3626.T>が3日続伸。同社は30日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は164億円(前年同期比16.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは152億円。
顧客のデジタル変革をはじめとするIT投資需要への的確な対応や、サービス提供の推進による事業拡大などにより増収となった。売上高の増加に加え、高付加価値ビジネスの提供や生産性向上施策の推進、不採算案件の抑制もあり増益となった。
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