後場コメント No.1 カルビー、小野薬、サカタのタネ、三井物、関電工、きんでん
★12:30 カルビー-後場売り気配 1Q営業益31%減 新工場稼働に伴う減価償却費の増加など響く
カルビー<2229.T>が後場売り気配。同社は1日12時、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は53.0億円(前年同期比31.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは70.9億円。
せとうち広島工場稼働に伴う減価償却費の増加や、英国、インドネシアにおける原材料費価格の上昇などが響いた。
カルビー<2229.T>が後場売り気配。同社は1日12時、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は53.0億円(前年同期比31.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは70.9億円。
せとうち広島工場稼働に伴う減価償却費の増加や、英国、インドネシアにおける原材料費価格の上昇などが響いた。
★12:30 小野薬品工業-後場下げ幅拡大 1Q純利益29%減 研究開発費や販管費の増加響く
小野薬品工業<4528.T>が後場下げ幅拡大。同社は8月1日12時に、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は176.7億円(前年同期比28.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは226.1億円。
研究開発費が、前年同期には計上されていなかったデサイフェラの研究開発に係る費用を当期に計上したことなどにより、増加した。販管費(研究開発費を除く)が、「フォシーガ錠」の売り上げ拡大に伴うコ・プロモーション費用の増加などにより、増加したことも響いた。
併せて、100%子会社としてOno Global Reinsuranceを設立することも発表した。リスクマネジメント体制の向上をめざし、安定的な保険プログラムの構築・運営を目的として、同社およびグループ会社の損害保険を再保険として引き受ける子会社として設立したとしている。
小野薬品工業<4528.T>が後場下げ幅拡大。同社は8月1日12時に、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は176.7億円(前年同期比28.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは226.1億円。
研究開発費が、前年同期には計上されていなかったデサイフェラの研究開発に係る費用を当期に計上したことなどにより、増加した。販管費(研究開発費を除く)が、「フォシーガ錠」の売り上げ拡大に伴うコ・プロモーション費用の増加などにより、増加したことも響いた。
併せて、100%子会社としてOno Global Reinsuranceを設立することも発表した。リスクマネジメント体制の向上をめざし、安定的な保険プログラムの構築・運営を目的として、同社およびグループ会社の損害保険を再保険として引き受ける子会社として設立したとしている。
★12:31 サカタのタネ-野村が目標株価引き上げ 資本市場対応のさらなる強化に期待
サカタのタネ<1377.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、資本市場対応のさらなる強化に期待。投資判断「Buy」を継続、目標株価を5300円→5700円と引き上げた。
同社は、7月14日の25.5期決算発表時に、株主還元に関して初めて株主資本配当率を指標として採用。また代表取締役の異動を発表し、理由として持続的な成長と企業価値の向上を図るため、とのリリースを開示した。7月23日に開催された説明会では26年7月に初の対外的な長期経営計画を開示予定とのコメントがあり、説明資料に概要が記されていた。野村では、時間はかかっているが、資本市場の声は届きつつあるとしている。
サカタのタネ<1377.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、資本市場対応のさらなる強化に期待。投資判断「Buy」を継続、目標株価を5300円→5700円と引き上げた。
同社は、7月14日の25.5期決算発表時に、株主還元に関して初めて株主資本配当率を指標として採用。また代表取締役の異動を発表し、理由として持続的な成長と企業価値の向上を図るため、とのリリースを開示した。7月23日に開催された説明会では26年7月に初の対外的な長期経営計画を開示予定とのコメントがあり、説明資料に概要が記されていた。野村では、時間はかかっているが、資本市場の声は届きつつあるとしている。
★12:31 三井物産-後場プラス転換 1Q最終益31%減 コンセンサス上回る
三井物産<8031.T>が後場プラス転換。同社は1日12時、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は1916億円(前年同期比30.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは1694億円。
鉄鉱石価格、原料炭価格の下落による金属資源セグメントの収益減少や、有価証券損益の悪化、持分法による投資損益の悪化などが響いた。
なお、コンセンサス上回る着地だったことから、株価は買いが優勢となっている。
三井物産<8031.T>が後場プラス転換。同社は1日12時、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は1916億円(前年同期比30.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは1694億円。
鉄鉱石価格、原料炭価格の下落による金属資源セグメントの収益減少や、有価証券損益の悪化、持分法による投資損益の悪化などが響いた。
なお、コンセンサス上回る着地だったことから、株価は買いが優勢となっている。
★12:31 関電工-野村が目標株価引き上げ 会社計画は保守的
関電工<1942.T>が大幅に4日続伸。野村証券では、会社計画は保守的と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を3480円→4350円と引き上げた。
野村では、26.3期は会社の営業利益計画上振れが見込まれ、27.3期以降も増益が継続すると予想。子会社の川崎設備(1777)は26.3期の営業利益計画を31億円→40億円に増額修正も、同社は630億円(野村予想720億円)を据え置いた。継続した値上げや受注拡大を考慮すると会社計画は、売り上げ、営業利益率の見方とも保守的だろうと指摘している。
関電工<1942.T>が大幅に4日続伸。野村証券では、会社計画は保守的と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を3480円→4350円と引き上げた。
野村では、26.3期は会社の営業利益計画上振れが見込まれ、27.3期以降も増益が継続すると予想。子会社の川崎設備(1777)は26.3期の営業利益計画を31億円→40億円に増額修正も、同社は630億円(野村予想720億円)を据え置いた。継続した値上げや受注拡大を考慮すると会社計画は、売り上げ、営業利益率の見方とも保守的だろうと指摘している。
★12:31 きんでん-野村が目標株価引き上げ 受注は一般電気は微減も電力その他などで増加
きんでん<1944.T>が4日続伸。野村証券では、受注は一般電気は微減も電力その他などで増加と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を4260円→5500円と引き上げた。
1Qの単体受注高は前年同期比8%増の2666億円と一般電気は微減も電力その他や情報通信、環境関連などで増加した。電力その他では100億円前後の蓄電池関連の受注計上があったもよう。情報通信ではビル向け通信設備の設置工事、環境関連では、物流倉庫や住宅向けで増加した。一般電気では、DCや再開発向けの受注が増加した一方、工場向けなどが減少した。ただし、一般電気では大阪IRやDCの工事等豊富な発注パイプラインが控えており、2Q以降にて受注は増加に転じると野村ではみている。
きんでん<1944.T>が4日続伸。野村証券では、受注は一般電気は微減も電力その他などで増加と判断。投資判断「Buy」を継続、目標株価を4260円→5500円と引き上げた。
1Qの単体受注高は前年同期比8%増の2666億円と一般電気は微減も電力その他や情報通信、環境関連などで増加した。電力その他では100億円前後の蓄電池関連の受注計上があったもよう。情報通信ではビル向け通信設備の設置工事、環境関連では、物流倉庫や住宅向けで増加した。一般電気では、DCや再開発向けの受注が増加した一方、工場向けなどが減少した。ただし、一般電気では大阪IRやDCの工事等豊富な発注パイプラインが控えており、2Q以降にて受注は増加に転じると野村ではみている。
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