前場コメント No.7 山崎パン、日ペイントH、ネクストジェン、セコム、STG、ダイフク

2025/08/12(火) 11:31
★9:31  山崎製パン-大和が目標株価を引き上げ 商品開発力を強みに業界で競争優位を発揮へ
 山崎製パン<2212.T>が反落。大和証券では、商品開発力を強みに業界で競争優位を発揮すると予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3400円→3800円に引き上げた。

 大和では、営業利益予想は25/12期:586億円(同+13%)、26/12期:614億円(同+5%)と、計画を上回る最高益更新の継続を予想している。物価高、消費者の節約志向、コメ価格高騰などのなかパンの需要が底堅く、1月の価格改定以降も数量は堅調を維持しているという。強みである新商品開発力、品質改善施策も奏功しており、パン業界において競争優位を発揮できていると考えている。

★9:33  日本ペイントHD-急落 上期営業益31%増も材料出尽くし
 日本ペイントホールディングス<4612.T>が急落。同社は8月8日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益(IFRS)は1212億円(前年同期比31.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1195億円。

 国内が、自動車生産台数が前年同期に減少した反動から自動車用塗料の売上収益が増加したことなどによる増収効果や販管費率の低下などにより、増益となった。NIPSEAが、原材料費率の改善やコスト削減策の奏功により、増益となったことも寄与した。

 しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:33  ネクストジェン-買い気配 1Q営業益13倍 受注および売り上げが堅調
 ネクストジェン<3842.T>が買い気配。同社は8日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.3億円(前年同期比13.2倍)だったと発表した。

 法人および官公庁向けのクラウドPBXや業務支援型ソリューションが堅調に推移し、全体として受注および売り上げが引き続き拡大したことが寄与した。
  

★9:34  セコム-9日続伸 1Q営業益10%増 セキュリティサービス事業が好調
 セコム<9735.T>が9日続伸。同社は8月8日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は322億円(前年同期比10.1%増)だったと発表した。

 セキュリティサービス事業が、事業所向け・家庭向けのセントラライズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)の販売が堅調に推移したことおよび価格改定(値上げ)の影響や、常駐警備サービスの増収、安全商品の販売が好調だったことなどにより、増益となった。メディカルサービス事業や保険事業が増益となったことも寄与した。

★9:35  STG-急騰 1Q営業益83%増 1Qとして過去最高
 STG<5858.T>が急騰。同社は8日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.1億円(前年同期比83.4%増)だったと発表した。

 マレーシア子会社の売り上げが増加したことなどが寄与した。連結売上高・利益は1Qとして、過去最高を更新したとしている。
 

★9:40  ダイフク-野村が目標株価を引き上げ 利益率の改善が予想を上回る
 ダイフク<6383.T>が反落。野村証券では、利益率の改善が予想を上回ると指摘。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を4500円から5000円に引き上げた。

 野村では、Q2は営業利益279億円、営業利益率16.8%と、従前の野村予想の同204億円、同12.8%を大きく上回ったとコメント。各事業での利益率改善を織り込み、25.12期以降の営業利益予想を増額修正。25.12期の受注進捗は会社計画に対してずれが生じているが、人手不足やグローバルサプライチェーンの再編が追い風である上に自社の生産キャパシティ拡大(イントラロジスティックスの北米)も進めていることから、27.12期にかけて底堅い受注推移を予想している。


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