前場コメント No.8 ダイキン工業、野村不動産HD、アライドテレシス、京セラ、ローランドDGなど

2015/04/28(火) 11:30
★9:38 ダイキン工業-続伸 タイ冷媒転換支援プロジェクトへ参画
 ダイキン工業<6367.T>が続伸。同社は4月27日、タイにおいて空調機の冷媒転換を支援する経済産業省のプロジェクトに参画し、現地空調メーカー12社への技術支援を4月27日より開始すると発表した。
 このプロジェクトは、モントリオール議定書多数国間基金を活用した新興国支援の積極的な推進という方針のもと発足したもので、2012年12月に同基金の執行委員会により承認を受けているとした。

★9:38  野村不動産HD-大和が目標株価引き上げ 分譲マンション事業の高い競争力が光る
 野村不動産ホールディングス<3231.T>が続伸。大和証券では、分譲マンション事業の高い競争力が光るとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2500円→2900円と引き上げた。
 同社は4月15日に、通期業績および配当予想の上方修正を発表。前15.3期営業利益予想は650億円(前期比▲13%)→718億円(同▲3%)へ上方修正。住宅事業は分譲マンションの販売好調から販促費などの経費を圧縮できたと見られるほか、粗利益率も計画をやや上回ったもよう。
 今16.3期も「Tomihisa Cross Comfort Tower」など高収益マンションの販売が多く見込まれるほか、賃貸事業では「浜松町ビルディング」の賃貸収益回復および収益不動産の売却増加により、全体で営業増益を確保することは可能と想定。今16.3期営業利益は730億円(前期比+2%、従来予想比+32億円)と予想した。

★9:41 アライドテレシス-小動き 「AT-SBx81CFC960」のファームウェアをバージョンアップ
 アライドテレシスホールディングス<6835.T>が小動き。同社傘下のアライドテレシス(東京都品川区)は4月27日の大引け後に、コントロールファブリックカード「AT-SBx81CFC960」のファームウェアをバージョンアップし、新ファームウェアAlliedWare Plus(AW+)5.4.5-0.1のホームページからのダウンロードサービスを開始すると発表した。併せて、新製品「SwitchBlade x8100シリーズ用ライセンス」をリリースする。しかし、マーケットの反応は薄い。

★9:41  京セラ-大幅安 前期は予想に反し23%の営業減益 今期は大幅増益も反応薄
 京セラ<6971.T>が大幅安。同社は27日、前15.3期通期の連結営業利益が934億円(前の期比22.5%減)だったと発表した。従来予想(1350億円)や市場予想(1287億円)を大きく下振れ、減益となったことが嫌気されている。
 部品事業が自動車やスマートフォン向けに伸長。一方で、ファインセラミック応用品関連事業および通信機器関連事業において、資産評価の見直しに伴う損失を計上したことが利益を圧迫した。
 今16.3期通期の営業利益は1600億円(前期比71.3%増)になりそうだと発表。市場予想(1403億円)を上回るが、これを好感する向きは限定されている。

★9:41  ローランドDG-小幅反発 中国の展示会でデジタルプリント部門のベンチマーク企業に選出
 ローランド ディー.ジー.<6789.T>が小幅反発。同社は4月27日の大引け後に、中国・上海で開催された「第23回 上海国際広告・サイン・ディスプレイ産業総合展」において、「2015年度CSA中国広告設備機材業者ランキング」のデジタルプリント部門のベンチマーク企業に選出されたと発表した。
 CSA中国広告設備機材業者ランキングは、優秀企業を表彰することで、業界内のイノベーションを促進し、新たな産業クラスターの育成・発展を図ることを目的とするもの。広告や看板などを製作するための機材を製造・販売する企業を対象とし、選ばれた企業は、ブランドイメージの向上はもちろん、チャネル構築や製品プロモーションの促進、事業のさらなる発展にその功績を活かすことができる。


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