前場コメント No.7 三菱重工業、旭化成、東京精密、エーザイ、オウチーノなど
★9:14 ヤマハ－反発 PA機器に関してより強気の見方をとる 「中立」継続
ヤマハ<7951.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、PA機器に関してより強気の見方をとるとコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は3100円→3400円と引き上げた。
17/18/19年度の営業利益を+7.2％/+8.5％/+9.6％修正。音響機器事業におけるヤマハのプレゼンスの拡大に対してより、強気の見方をとったことに加えて、為替前提の変更（120円/ユーロ→125円/ユーロ)も反映。
PA機器（設備音響、楽器店経由で販売するミキサーなどの機器など）は、売上高が13年度:415億円→14年度:474億円→15年度：524億円→16年度:519億円と堅調な拡大傾向が続いている。営業利益に関しても、13年度はわずかな黒字であったところから、16年度には音響機器セグメント（営業利益率9％）を上回る営業利益率2ケタ％超の水準に達したと推定される。楽器事業と同様に、PA機器においても、ブランド力、財務体力、効率経営などを背景に、グローバルに、市場プレゼンスを拡大する局面に移行したと判断、17年度以降も市場期待を超過する成長を想定するとした。
ヤマハ<7951.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、PA機器に関してより強気の見方をとるとコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は3100円→3400円と引き上げた。
17/18/19年度の営業利益を+7.2％/+8.5％/+9.6％修正。音響機器事業におけるヤマハのプレゼンスの拡大に対してより、強気の見方をとったことに加えて、為替前提の変更（120円/ユーロ→125円/ユーロ)も反映。
PA機器（設備音響、楽器店経由で販売するミキサーなどの機器など）は、売上高が13年度:415億円→14年度:474億円→15年度：524億円→16年度:519億円と堅調な拡大傾向が続いている。営業利益に関しても、13年度はわずかな黒字であったところから、16年度には音響機器セグメント（営業利益率9％）を上回る営業利益率2ケタ％超の水準に達したと推定される。楽器事業と同様に、PA機器においても、ブランド力、財務体力、効率経営などを背景に、グローバルに、市場プレゼンスを拡大する局面に移行したと判断、17年度以降も市場期待を超過する成長を想定するとした。
★9:18 三菱重－底堅い 火力発電子会社の営業利益率を19.3期に10％超に引き上げ
三菱重工業<7011.T>が底堅い。24日付の日経新聞朝刊で、同社が火力発電事業を手掛ける主力子会社の売上高営業利益率を19.3期に10％超に引き上げる計画だと報じられた。
17.3期は火力発電需要の低迷で営業利益率が5％程度に落ち込んでいたが、分散していた国内の生産拠点を製品ごとに集約するほか、調達網の見直しを進めてコストを削減するという。
三菱重工業<7011.T>が底堅い。24日付の日経新聞朝刊で、同社が火力発電事業を手掛ける主力子会社の売上高営業利益率を19.3期に10％超に引き上げる計画だと報じられた。
17.3期は火力発電需要の低迷で営業利益率が5％程度に落ち込んでいたが、分散していた国内の生産拠点を製品ごとに集約するほか、調達網の見直しを進めてコストを削減するという。
★9:18 旭化成－みずほが目標株価引き上げ 2期連続で最高営業利益を更新と予想
旭化成<3407.T>が反発。みずほ証券では、今18.3期および来19.3期に2期連続で最高営業利益を更新と予想、強気スタンスを再度強調。投資判断「買い」を継続、目標株価は1400円→1500円と引き上げた。
為替要因に加え、薬価改定やのれん償却負担増、スチレンモノマー（SM）の販売減などにより、前17.3期は収益拡大の端境期となった。だが、事業ポートフォリオの高度化を推進するケミカルの収益拡大に加え、着用型自動除細動器「LifeVest」、リチウムイオン二次電池（LiB）用セパレータおよび播種性（はんしゅせい）血管内凝固症候群（DIC）薬などの拡販により、今18.3期には収益拡大基調に復帰とみて、今18.3期営業利益は1710億円に達し、最高益を更新と予想。
財務体質も健全であり、経営の自由度は高いと判断。現行の中期経営計画の計数目標である、来19.3期に営業利益1800億円（みずほ予想は1840億円）およびROE9％（同9.89％）などはおおむね合理的な水準であり、達成確度は高いと評価。
旭化成<3407.T>が反発。みずほ証券では、今18.3期および来19.3期に2期連続で最高営業利益を更新と予想、強気スタンスを再度強調。投資判断「買い」を継続、目標株価は1400円→1500円と引き上げた。
為替要因に加え、薬価改定やのれん償却負担増、スチレンモノマー（SM）の販売減などにより、前17.3期は収益拡大の端境期となった。だが、事業ポートフォリオの高度化を推進するケミカルの収益拡大に加え、着用型自動除細動器「LifeVest」、リチウムイオン二次電池（LiB）用セパレータおよび播種性（はんしゅせい）血管内凝固症候群（DIC）薬などの拡販により、今18.3期には収益拡大基調に復帰とみて、今18.3期営業利益は1710億円に達し、最高益を更新と予想。
財務体質も健全であり、経営の自由度は高いと判断。現行の中期経営計画の計数目標である、来19.3期に営業利益1800億円（みずほ予想は1840億円）およびROE9％（同9.89％）などはおおむね合理的な水準であり、達成確度は高いと評価。
★9:19 東京精密－反発 20.3期に海外売上高比率7割まで引き上げ
東京精密<7729.T>が反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が20.3期に海外売上高比率を7割程度と、前期と比べて10ポイント強引き上げる計画だと報じられた。
遅れていた計測器事業の海外展開を加速するという。アジアで自動車向け製品の販売を伸ばすほか、ドイツなど欧州では高価格帯製品の販売を強化するとされる。
東京精密<7729.T>が反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が20.3期に海外売上高比率を7割程度と、前期と比べて10ポイント強引き上げる計画だと報じられた。
遅れていた計測器事業の海外展開を加速するという。アジアで自動車向け製品の販売を伸ばすほか、ドイツなど欧州では高価格帯製品の販売を強化するとされる。
★9:20 エーザイ－底堅い 抗がん剤「レンビマ」で日本での肝細胞がんに係る適応追加を申請
エーザイ<4523.T>が底堅い。同社は23日、自社創製の抗がん剤「レンビマ」について、肝細胞がんに係る適応追加の承認を日本で申請したと発表した。
同申請は、954人の全身化学療法歴のない切除不能な肝細胞がんの患者を対象とした「レンビマ」と標準治療薬であるソラフェニブの有効性・安全性を比較する多施設共同、非盲検、無作為化グローバル臨床第III相試験の結果に基づいているという。
エーザイ<4523.T>が底堅い。同社は23日、自社創製の抗がん剤「レンビマ」について、肝細胞がんに係る適応追加の承認を日本で申請したと発表した。
同申請は、954人の全身化学療法歴のない切除不能な肝細胞がんの患者を対象とした「レンビマ」と標準治療薬であるソラフェニブの有効性・安全性を比較する多施設共同、非盲検、無作為化グローバル臨床第III相試験の結果に基づいているという。
★9:22 オウチーノ－反発 インターネット広告代理事業を廃止へ
オウチーノ<6084.T>が反発。同社は23日に、経営資源の効率化により、企業価値および株主価値の向上を図るため、インターネット広告代理事業を廃止すると発表した。
インターネット広告代理事業は、インターネット広告にニーズのある企業に対し、リスティング広告およびアドネットワーク広告などを提案することにより代理店手数料を獲得している。なお、事業廃止期日は8月末日を予定している。株価はリストラを好感して買いが優勢の展開となっている。
オウチーノ<6084.T>が反発。同社は23日に、経営資源の効率化により、企業価値および株主価値の向上を図るため、インターネット広告代理事業を廃止すると発表した。
インターネット広告代理事業は、インターネット広告にニーズのある企業に対し、リスティング広告およびアドネットワーク広告などを提案することにより代理店手数料を獲得している。なお、事業廃止期日は8月末日を予定している。株価はリストラを好感して買いが優勢の展開となっている。
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