〔Market Flash〕普通鋼鋼材の国内在庫率が大幅に上昇~野村

2019/10/01(火) 10:40
【10:40】普通鋼鋼材の国内在庫率が大幅に上昇~野村  野村証券では鉄鋼セクターに関して、9月30日までに発表された鉄鋼関連の8~9月統計では8月末の普通鋼鋼材の国内在庫率が大幅に上昇しており、手元にある90年以降の統計では08~09年の景気後退局面を上回る最高水準になったことを指摘している。8月末では過去の平均値を大きく上回っており、鋼材在庫の過剰感は強いと野村では判断している。また、日本製鉄<5401.T>やJFEHD<5411.T>などの高炉メーカーの20.3期の減産幅が会社計画や野村予想に比べて大きくなるリスクがあるとみており、野村予想以上に業績面でのマイナス影響が出てくる可能性がある点に留意したいとコメントしている。セクター内では相対的に鉄くず安の恩恵を享受でき、20.3期下期も好業績が期待できると考える共英製鋼<5440.T>を引き続き推奨している。 【9:40】7-9月期の鉱工業生産は前期比低下へ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、8月の鉱工業生産指数を受けてリポートしている。8月は前月比-1.2%となり、輸送機械、電気機械、生産用機械などが落ち込んだ。9月の生産予測は前月比+1.9%と回復見込みも、7-9月期は前期比-0.5%と2四半期ぶりに低下の公算が大きいと三菱UFJMSでは指摘している。10月予測は前月比-0.5%と弱さが継続。三菱UFJMSでは、鉱工業全体としては、外需の弱さとそれに起因する国内設備投資抑制が引き続き国内生産の足かせになりそうとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は洋缶HD、ミスミG、スズケン、日梱包が高い気配値  主力株の寄り前気配では、洋缶HD<5901>+23.87%、ミスミG<9962>+16.99%、スズケン<9987>+11.38%、日梱包<9072>+10.53%、リンテック<7966>+8.98%、ミネベア<6479>+8.36%、ユー・エス<4732>+8.25%、メディパル<7459>+8.02%、東海理化<6995>+7.83%、三和HD<5929>+6.54%などが高い気配値。  一方、栗田工<6370>-13.79%、荏原<6361>-9.63%、日光電<6849>-7.87%、日化薬<4272>-6.98%、川重<7012>-5.94%、山口FG<8418>-5.80%、ケーズHD<8282>-5.61%、住友ベ<4203>-4.98%、大和工<5444>-4.85%、紀陽銀<8370>-4.59%などが安い気配値となっている。
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