前場コメント No.12 デザインワン、ITメディア、NEC、イード、GMOインターネットなど

2018/07/20(金) 11:30
★10:51  新日鉄住金ソリューションズ-JPモルガンが新規「UW」 旺盛な親会社需要が足かせに
 新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>が3日ぶり反落。JPモルガン証券では、旺盛な親会社需要が連結収益性・バリュエーションの足かせになると予想。投資判断「Underweight」、目標株価2700円として、新規カバレッジを開始した。
 新日鉄住金(親会社)関連の需要は旺盛に推移すると見られるが、供給力のひっ迫感に鑑みると、限界利益率の高いサービスビジネスの成長が相対的には劣後すると見ているとした。少なくとも従来型ビジネスの構成比が高くとどまり、売上総利益率の改善に足かせになると予想することに加え、現状バリュエーションに見るような相対的なディスカウントが付与され続けると予想。また、株主還元の方針も同業他社に対して劣後しており、投資妙味に欠くと見ているとした。

★10:56  デザインワン-エースが「弱気」へ引き下げ 成長シナリオを見直し
 デザインワン・ジャパン<6048.T>が大幅続落。エース経済研究所では、成長シナリオを見直し。投資判断を「中立」→「弱気」、目標株価を1240円→760円と引き下げた。
 「エキテン」の利用店舗増によって業績拡大が続くと予想しているとしたが、足もとでの有料掲載数の伸びが鈍化している点を踏まえて、成長シナリオを見直し。今期見通しを上方修正したものの、目標株価は引き下げ。これは今期の利益増額による上昇効果より、長期にわたる成長シナリオの下振れの影響が大きいと考えるとした。
 同社は現在、収益の大部分を「エキテン」の掲載料で稼いでいるが、この有料掲載数の伸びに鈍化が見られている。有料掲載の見込み先となる無料会員の獲得に注力しており、一定の成果は出ているが、有料掲載に結び付くには時間がかかると見ているとした。

★11:01  アイティメディア-ストップ高買い気配 合弁会社が米国G2 Crowdと業務提携
 アイティメディア<2148.T>がストップ高買い気配。同社は20日に、ソフトバンクグループ<9984.T>系のソフトバンク コマース&サービスとの合弁会社であるアイティクラウドが、米国で法人向けITレビュープラットフォームを運営するG2 Crowd(米国イリノイ州)と、日本国内における法人向けITレビュープラットフォーム事業で業務提携することに合意したと発表した。
 G2 Crowdが運営する「G2 Crowd」には、累計40万件以上のレビューが投稿されており(2018年7月現在)、ITレビュープラットフォーム分野におけるリーディングカンパニーとなっているという。今回の提携は、米国で展開し急成長を続けるG2 Crowdの国際戦略と、日本における法人向けITレビュープラットフォームの展開を目指すアイティクラウドの目的が合致したことにより実現した。
 この提携の骨子は、G2 Crowdが持つレビューなどのコンテンツのアイティクラウドへの提供および国内およびアジア地域における共同事業の展開を検討となっている。

★11:02  NEC-5日ぶり反落 老朽化検査可能な衛星レーダを活用した「2次元微小変位解析技術」開発
 NEC<6701.T>が5日ぶり反落。同社は20日に、都市部において老朽化する道路・ビルなどのインフラ構造物の健全性を診断するための検査手法として、2つの衛星レーダによる変位解析を統合し、水平垂直両方向の2次元変位を高精度に解析する「2次元微小変位計測技術」を開発したと発表した。
 この技術はインフラ構造物ごとの個別検査を可能とし、コストのかかる詳細検査導入の判断に活用できるという。これにより、インフラ構造物における予防保全の効率化に貢献するとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★11:05  イード-急伸 博報堂DYメディアパートナーズなどと広告配信の実証実験
 イード<6038.T>が急伸。同社は7月20日11時に、博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区)、ロボットスタート(東京都目黒区)と、スマートスピーカーやApple Podcast、Google Podcastなどに配信されるニュースコンテンツ内で広告を配信するネットワークを構築し、広告配信の実証実験を開始すると発表した。
 実証実験では、博報堂DYメディアパートナーズが広告主を集め、ロボットスタートがメディアの音声化および広告配信の仕組みを作り、イードが提供するニュースコンテンツ内において音声広告を配信する。スマートスピーカーやポッドキャスト利用者の広告受容度および広告ビジネスの可能性を探ることを、主な実験の目的としているとした。

★11:11  GMOインターネット-反発 「キャプテン翼ZERO」事前登録者数150万人突破
 GMOインターネット<9449.T>が反発。同社は20日に、2018年夏に配信を予定している、スマホ向けゲーム「キャプテン翼ZERO~決めろ!ミラクルシュート~(以下、キャプテン翼ZERO)」の事前登録者数が、150万人を突破したと発表した。
 スマホ向けゲーム「キャプテン翼ZERO」は、主人公・翼たちの成長ストーリーを体験できるリアルタイムシミュレーションサッカーゲームという。オートで進行する試合モードでは、必殺技などを繰り出しながら熱い試合展開を楽しめるとしている。


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