後場コメント No.1  ポエック、すららNT、インテージHD、ブイキューブ、ソフトフロントH、JR東海、エーザイなど

2020/02/25(火) 15:04
★12:30  ポエック-後場急騰  景観配慮型防潮堤について大型受注を発表
 ポエック<9264.T>が後場急騰。同社は25日12時、景観配慮型防潮堤「SEA WALL(シーウォール)」について、大型の受注が発生したと発表した。受注金額は1.65億円で契約納期は2020年8月となっている。
 

★12:42  すららネット-ストップ高 学校で感染者出れば地域全体で休校検討を 文科省=日経
 すららネット<3998.T>がストップ高買い気配。日本経済新聞電子版は25日、校の教職員や児童生徒が新型コロナウイルスに感染する事例が相次いでいることを受け、萩生田光一文部科学相が25日の閣議後記者会見で、地域の学校で感染者が出た場合は、感染者がいない学校も含め地域全体で臨時休校とすることも可能だとする考えを示したと報じた。

 記事によれば、文科省は同日中に各自治体に通知を出し、こうした対応を自治体に促し、臨時休校する場合の留意点も示すとしている。

 中国では休校になった学校の一部でオンラインによる授業が再開されていることから、オンライン学習教材を塾や学校、個人に提供している同社に買いが向かっている。チエル<3933.T>も高い。

★12:42  インテージHD-野村が目標株価引き上げ 中期での収益性改善に期待
 インテージホールディングス<4326.T>が大幅安。野村証券では、中期での収益性改善に期待。レーティングは「Neutral」を継続。目標株価は970円→1000円に引き上げた。

 20年3月までの12か月間の営業利益を上方修正。ヘルスケア向けでは進捗を受けてセグメント利益を9.5億円から15.2億円へ上方修正した一方、消費財・サービス向けはサービス開発投資などを織り込みセグメント利益を下方修正した。短期の注目点は消費財・サービス向けの繁忙期で利益貢献が大きい1~3月期の業績であると指摘している。一方、中期ではサービスの付加価値化と収益性の改善に注目。店舗での購買データや消費者行動のデータなどは中長期でも高い差異化要素を維持すると想定している。データセットの販売方法や買収後の収益力強化などの課題もあると考え、現在の中期経営計画後の取り組みに注視している。

★12:55  ブイキューブとソフトフロントHD-ストップ高 新型肺炎欧州にも拡大 テレワーク関連への物色続く
 ブイキューブ<3681.T>がストップ高買い気配、ソフトフロントホールディングス<2321.T>は一時ストップ高。新型肺炎の感染拡大を受け、テレワーク関連銘柄への物色が一層広がっている。両社のほか、セグエグループ<3968.T>、アセンテック<3565.T>も大幅高。東証1部値上がり率上位に顔を出している。
 

★13:14  JR東海など-大幅安 JR東に対しアンダーパフォーム 新幹線利用者減を懸念
 JR東海(東海旅客鉄道)<9022.T>が大幅安。新型肺炎の感染拡大を受け、東海道新幹線を運営する同社に売りが向かっている。JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>が前日比約2%安、JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が同3%安に対し、同社は5%を超える下げ。新幹線利用者が減少するとの思惑から、下げがきつくなっているようだ。

 そのほか、運輸関連では東武鉄道<9001.T>、京成電鉄<9009.T>など私鉄各社も安い。
 

★13:24  エーザイ-4日ぶり反落 中国における開発販売に関するライセンス契約を締結
 エーザイ<4523.T>が4日ぶり反落。同社は25日、富士薬品(本社:埼玉県さいたま市)と痛風・高尿酸血症治療剤ドチヌラド(一般名)について、中国における開発・販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。

 本契約により、同社は富士薬品より、中国におけるドチヌラドに関する独占的開発権・販売権を獲得する。製剤は富士薬品が生産し、同社に供給。同社は富士薬品に対して契約一時金と開発ならびに販売マイルストンを支払うとともに、中国における新薬承認申請を担うとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。



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