保土谷化学-ストップ高 米アップルが有機EL採用報道で関連銘柄に物色 シャープは大幅安
保土谷化学工業<4112.T>がストップ高。8日付けの日本経済新聞朝刊が、米アップルが2020年後半に発売するスマートフォン「iPhone」の全新機種に高精細で軽量の有機ELパネルを採用する見通しだと報じたことが手がかり。
保土谷化学は、有機EL材料を戦略分野に設定していることもあり、収益拡大につながるとの思惑から買いが入っているもよう。株価は10時38分にストップ高の4910円を付け、その後もストップ高買い気配で推移している。
そのほか、有機EL関連としてケミプロ化成<4960.T>が10時46分時点で寄り付かず、買い気配のまま気配値をストップ高水準の294円まで切り上げており、全市場値上がり率トップ。倉元製作所<5216.T>も大幅高となっている。
一方で液晶関連ではシャープ<6753.T>が安いところで前日比3%近く下落したほか、同日リリースを発表したミネベアミツミ<6479.T>がマイナス圏で推移している。
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