東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

2020/02/24(月) 08:09
 24日の東京外国為替市場でドル円は売り先行。8時時点では111.43円とニューヨーク市場の終値(111.61円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。新型肺炎の感染が日本や韓国などのアジア諸国だけでなく、イタリアでは週末に感染者が150人超まで急増したことで世界経済の減速懸念が広がり、全般円高が進行。早朝には一時111.22円まで値を下げた。  ただ、米国務省が日本への渡航レベルを1段階引き上げたほか、日本政府の新型肺炎への対応を非難する声が国内外で止まないなか、日本離れの円売りを意識する向きも多く、一巡後は111.50円台まで反発している。  ユーロ円も売り先行。8時時点では120.68円とニューヨーク市場の終値(120.99円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。伊での新型肺炎感染者の急増を受けてユーロが全面安となり、一時120.26円まで売り込まれたが、一巡後は120.80円台まで切り返すなどドル円と同様の展開となった。  ユーロドルは弱含み。8時時点では1.0830ドルとニューヨーク市場の終値(1.0847ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ安の流れに沿って一時1.0811ドルまで売られる場面があった。 本日これまでの参考レンジ ドル円:111.22円 - 111.62円 ユーロドル:1.0811ドル - 1.0850ドル ユーロ円:120.26円 - 121.05円
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