欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、戻り鈍い
18日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。22時時点では114.63円と20時時点(114.74円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。ニューヨーク勢の本格参入を控えて米債券が調整モードに入り、債券利回りが上昇幅を縮めたことがドルの重しとなり、再び115.50円台まで上値を切り下げる場面があった。
ユーロ円は弱含み。22時時点では130.47円と20時時点(130.69円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。全面安の欧州主要株価指数や地合い弱いままの米株先物がリスク回避の円買いを促し、130.41円までユーロ安・円高に振れた。
ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.1382ドルと20時時点(1.1390ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。戻り鈍いまま、ポンドドルが下値を広げた場面ではつれて1.1372ドルまで日通し安値を更新した。
なお、大幅上昇スタートの英長期債利回りが上げ幅を縮小するのを眺め、ポンドは対主要国通貨で下値を試す動きに。ポンドドルは1.3582ドル、ポンド円が155.72円まで日通し安値を更新し、ユーロポンドが0.8379ポンドまでユーロ高ポンド安に振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:114.45円 - 115.06円
ユーロドル:1.1372ドル - 1.1421ドル
ユーロ円:130.41円 - 131.18円
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