NY概況-ダウ623ドル安 米中貿易戦争激化を嫌気
米株は米中貿易戦争の激化を受けて大幅安。中国が米国の対中制裁関税第4弾に対する対抗措置を打ち出し、トランプ米大統領が制裁関税第4弾の税率を10%から15%引き上げると応じたほか、トランプ米大統領が米製造業は直ちに中国の代わりを見つけなければならないとしたことで貿易戦争による経済混乱が嫌気された。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言はおおむね想定内で株価の反応は限定的だった。ダウ平均は小幅安でスタート後、パウエルFRB議長発言を受けてプラス圏に浮上する場面もあったが、その後、米中問題を受けて急落。745ドルまで下落幅を広げ、623.34ドル安(-2.37%)で終了。先週水曜日以来の大幅安を記録した。30の構成銘柄はボーイングを除く29銘柄が下落。アップルが4.62%安となったほか、インテル、ナイキ、キャタピラーなど13銘柄が3%超下落した。S&P500も2.59%安。3%超下落したエネルギー、ITを筆頭に全11セクターが下落した。ハイテク株主体のナスダック総合は3.00%安と、ダウ平均、S&P500をアンダーパフォームした。
※各種データは取得時の値です。
DOW
25628.9 -623.34 (-2.37%)
NASDAQ
7751.77 -239.62 (-3.00%)
S&P500
2847.11 -75.84 (-2.59%)
SOX
1446.38 -65.87 (-4.36%)
CME225(ドル建て)
20195 -400
CME225(円建て)
20190 -530
WTI
53.97 -1.38 (-2.49%)
ドル円
105.39 -1.03
ユーロ円
117.43 -0.46
米10年債利回り(%)
1.5334 -0.077
米2年債利回り(%)
1.5311 -0.077
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