前場コメント No.3 ホットランド、日本水産、ユニバーサル、ロックフィールド、松屋など

2019/09/03(火) 11:30
★9:02  ホットランド-売り気配 公募により39億円調達 新規出店などに充てる
 ホットランド<3196.T>が売り気配。同社は2日に、261万株の公募による新株式発行および、上限39万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 発行条件は9月10日~9月13日のいずれかの日に決める。手取り概算額38.8億円は新規出店に充当する予定。

★9:03  東プレ-TIWが「2」へ引き下げ 20.3期予想を下方修正 計画下振れを想定
 東プレ<5975.T>が続落。投資情報会社のTIWでは、今20.3期業績予想を下方修正し 会社計画の下振れを想定。投資評価を「2+(Outperform)」→「2(Neutral)」と引き下げた。
 1Q営業利益は2つの事業そろって減益となり、前年同期比17.1%減の45.1億円となった。プレス関連製品事業は日産自動車(7201)向けが伸び悩むも、日産以外の日系大手向け拡販などによって物量は増加。
 今20.3期TIW営業利益予想は従来から5億円下方修正し、同社計画の下振れを予想。上期営業利益計画の1Q遂行率が47.5%にとどまり、計画に対して出遅れ感があることを勘案するほか、為替前提の円高方向への見直しなどによるとした。

★9:03  日本水産-SMBC日興が目標株価引き下げ 業績予想を減額するが割安感は強い
 日本水産<1332.T>が小安い。SMBC日興証券では、業績予想を減額するが、割安感は強いとみて、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は890円→840円と引き下げた。
 今20.3期業績は計画に対してプラスとマイナスが交錯しており、営業利益は計画をやや下回る水準としたが、前期比では+6%増益を予想、利益水準は底堅く推移すると考えるとした。1Qはたな卸未実現利益のマイナス影響で2割強の営業減益となったが、2Qはチリの鮭養殖の回復、国内食品の販売増と値上効果などで7割強の増益に転じ、2Q累計では4~5%増を予想。収益力はついてきたがPERは今期11倍、来期10倍と、割安な水準。課題は国内養殖の収益化、国内食品の脱低収益、カタリストは高純度EPA事業の本格展開の発表とした。

★9:03  PSS-大幅に4日続伸 産総研がBIST技術用いた糖鎖解析に関する論文発表
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が大幅に4日続伸。同社は2日に、BIST技術を用いた糖鎖解析について、 産業技術総合研究所から論文が発表されたことをリリースした。
 同社も共著者となっている論文で、今回分析化学のトップジャーナルであるAnalytical Chemistryに掲載されることになった。 BIST技術とレクチンを組み合わせ、全自動糖鎖プロファイリングを実現した最初の報告になるとしている。

★9:04  ユニバーサル-反発 100万株・30億円の自己株取得枠を設定 割合は1.28%
 ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>が反発。同社は2日、100万株・30億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は9月3日~2021年3月31日。なお、上限100万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.28%。

★9:04  ロックフィールド-大幅続落 1Q営業益24%減 人件費や物流費の上昇響く
 ロック・フィールド<2910.T>が大幅続落。同社は2日に、20.4期1Q(5-7月)の連結営業利益は3.7億円(前年同期比24.1%減)だったと発表した。昨年から続く百貨店など商業施設の来店客数減少や人手不足・人材確保難を背景とした人件費や物流費の上昇などが響いた。なお、上期の会社計画9.0億円に対する進ちょくは41.3%となっている。

★9:05  松屋-続落 8月売上高1%減 浅草店で主力の食品部門が苦戦
 松屋<8237.T>が続落。同社は2日に、銀座店と浅草店両店計の8月期売上高(速報)が前年同月比1.2%減だったと発表した。
 国産アパレルなどを中心としたボリュームゾーンの趨勢は依然弱く、銀座店の売上高は前年を僅かに下回った。浅草店も、主力となる食品部門の苦戦が要因となり店全体の売上高は前年を下回った。


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