前場コメント No.2 Ｂ＆Ｐ、ＳＭＣ、ライクキッズネクスト、トヨタ、平山ＨＤなど
★9:00 Ｂ＆Ｐ－売り気配 3Q累計営業益3.2億円も進ちょくの悪さを嫌気
ビーアンドピー<7804.T>が売り気配。同社は9日に、19.10期3Q累計（11-7月）の営業利益は3.2億円だったと発表した。同社は、18.10期3Qは四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。なお、通期の会社計画5.5億円に対する進ちょくは57.6％となっている。
引き続き営業力・提案力の強化を図り、同社の顧客である広告代理店から発注される案件の確保に努めた。3Q累計期間においては、2018年12月に江東事業所をニコール事業部の隣接地に移転し、ニコール事業部内に広幅印刷物を専門に扱うワイドフォーマットスタジオを開設。また、未開拓営業エリアへの進出を目的に、昨年11月に池袋営業所、2019年4月に福岡営業所を開設し、営業体制と制作体制の両方の強化に着手したとしている。
ビーアンドピー<7804.T>が売り気配。同社は9日に、19.10期3Q累計（11-7月）の営業利益は3.2億円だったと発表した。同社は、18.10期3Qは四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。なお、通期の会社計画5.5億円に対する進ちょくは57.6％となっている。
引き続き営業力・提案力の強化を図り、同社の顧客である広告代理店から発注される案件の確保に努めた。3Q累計期間においては、2018年12月に江東事業所をニコール事業部の隣接地に移転し、ニコール事業部内に広幅印刷物を専門に扱うワイドフォーマットスタジオを開設。また、未開拓営業エリアへの進出を目的に、昨年11月に池袋営業所、2019年4月に福岡営業所を開設し、営業体制と制作体制の両方の強化に着手したとしている。
★9:01 ＳＭＣ－買い気配 ＣＳが「OP」へ引き上げ 今後5年の時間軸では最も良い変化が期待できそう
ＳＭＣ<6273.T>が買い気配。クレディ・スイス証券では、今後5年の時間軸ではFA関連内で最も良い変化が期待できそうとコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を40000円→54000円と引き上げた。
キーエンス（6861）と同様、同社も今7～9月が業績のボトムとなる見込み。5G基地局整備計画などを見る限り、2020年上期辺りにスマホ関連を筆頭に設備投資の回復が本格化しそう。仮に中国以外に製造業の生産移管が進む場合、市場シェア上昇を伴う業績回復も期待可能とみられる。今後5年の時間軸では、M&A（合併・買収）や株主還元強化なども期待され、内容しだいでは株価バリュエーションの切り上がりも期待できるとした。
ＳＭＣ<6273.T>が買い気配。クレディ・スイス証券では、今後5年の時間軸ではFA関連内で最も良い変化が期待できそうとコメント。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を40000円→54000円と引き上げた。
キーエンス（6861）と同様、同社も今7～9月が業績のボトムとなる見込み。5G基地局整備計画などを見る限り、2020年上期辺りにスマホ関連を筆頭に設備投資の回復が本格化しそう。仮に中国以外に製造業の生産移管が進む場合、市場シェア上昇を伴う業績回復も期待可能とみられる。今後5年の時間軸では、M&A（合併・買収）や株主還元強化なども期待され、内容しだいでは株価バリュエーションの切り上がりも期待できるとした。
★9:01 ライクキッズネクスト－売り気配 1Q営業益44％減 運営補助金入金の期ずれ響く
ライクキッズネクスト<6065.T>が売り気配。同社は9日に、20.4期1Q（5-7月）の連結営業利益は3.3億円（前年同期比43.6％減）だったと発表した。
前1Qは認可保育園の新規開設がなく開設コストが発生しなかったこと、前1Qに計上
していた売り上げに計上する運営補助金の一部の入金が2Qになること、認可保育園における運営補助金の加算が前1Qほどなかったことが響いた。
ライクキッズネクスト<6065.T>が売り気配。同社は9日に、20.4期1Q（5-7月）の連結営業利益は3.3億円（前年同期比43.6％減）だったと発表した。
前1Qは認可保育園の新規開設がなく開設コストが発生しなかったこと、前1Qに計上
していた売り上げに計上する運営補助金の一部の入金が2Qになること、認可保育園における運営補助金の加算が前1Qほどなかったことが響いた。
★9:01 トヨタ自動車－ＭＳＭＵＦＧが「UW」へ引き下げ 「変革の対価」
トヨタ自動車<7203.T>が小高い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、「変革の対価」とコメント。投資判断を「Equal-weight」→「Underweight」、目標株価を6700円→5800円と引き下げた。
グローバル自動車各社はAuto 2.0領域への投資と戦略立案を加速。トヨタは変革へ強いコミットメントを示している。売上減、R&D費用増、原価低減への圧力が増す局面であり、中期的な利益率低下は不可避と判断。
自動車業界が抱える需要停滞、政策面（貿易・環境）、構造面（Auto2.0）の課題の共通項は「過剰」。過剰の収縮によりOEMには売上高・収益性の両面で逆風が吹く。各社はAuto 1.0からAuto 2.0時代への変化に向けた準備を進めている。グローバルで提携関係の構築や再編、構造改革など、多くの施策が実行されつつあると注目。
トヨタ自動車<7203.T>が小高い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、「変革の対価」とコメント。投資判断を「Equal-weight」→「Underweight」、目標株価を6700円→5800円と引き下げた。
グローバル自動車各社はAuto 2.0領域への投資と戦略立案を加速。トヨタは変革へ強いコミットメントを示している。売上減、R&D費用増、原価低減への圧力が増す局面であり、中期的な利益率低下は不可避と判断。
自動車業界が抱える需要停滞、政策面（貿易・環境）、構造面（Auto2.0）の課題の共通項は「過剰」。過剰の収縮によりOEMには売上高・収益性の両面で逆風が吹く。各社はAuto 1.0からAuto 2.0時代への変化に向けた準備を進めている。グローバルで提携関係の構築や再編、構造改革など、多くの施策が実行されつつあると注目。
★9:01 平山ＨＤ－売り気配 前期営業益は計画下振れ着地 今期は48％増益見込む
平山ホールディングス<7781.T>が売り気配。同社は9日に、20.6期通期の連結営業利益予想は3.0億円（前期比48.4％増）と発表した。
インソーシング事業については、既存取引先での増産に対応し、かつ新規取引先の開拓を進め売り上げの伸長を図る。技術者派遣事業については、引き続き増加している技術者派遣に対する強いニーズに応えるために、可能となる採用ターゲット層の多角化をテコに、設計開発分野を含む幅広い領域での人材確保を進めるとしている。
併せて発表した、19.6期通期の連結営業利益は2.0億円（前の期比5.7％減）だった。通期の会社計画は3.0億円だったので着地は下振れた。
ＦＵＮｔｏＦＵＮののれん償却費、IoT事業などの人員拡充や前年を大幅に上回る技術者および技能工の全国配置に伴う経費など、翌年度の成長のための販管費の積極的な支出を行ったことから、前回予想を下回ることとなった。
また、決算発表が決算期末後50日を超える事態となったが、ＦＵＮｔｏＦＵＮが行ったコンサルティング業務に係る売り上げ取引の実在性に係る疑義について第三者委員会による実態の解明に時間を要したためとしている。
平山ホールディングス<7781.T>が売り気配。同社は9日に、20.6期通期の連結営業利益予想は3.0億円（前期比48.4％増）と発表した。
インソーシング事業については、既存取引先での増産に対応し、かつ新規取引先の開拓を進め売り上げの伸長を図る。技術者派遣事業については、引き続き増加している技術者派遣に対する強いニーズに応えるために、可能となる採用ターゲット層の多角化をテコに、設計開発分野を含む幅広い領域での人材確保を進めるとしている。
併せて発表した、19.6期通期の連結営業利益は2.0億円（前の期比5.7％減）だった。通期の会社計画は3.0億円だったので着地は下振れた。
ＦＵＮｔｏＦＵＮののれん償却費、IoT事業などの人員拡充や前年を大幅に上回る技術者および技能工の全国配置に伴う経費など、翌年度の成長のための販管費の積極的な支出を行ったことから、前回予想を下回ることとなった。
また、決算発表が決算期末後50日を超える事態となったが、ＦＵＮｔｏＦＵＮが行ったコンサルティング業務に係る売り上げ取引の実在性に係る疑義について第三者委員会による実態の解明に時間を要したためとしている。
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