トランスジェニック-買い気配 効率的ながん細胞同種移植試験用トランスジェニックマウス導入

2020/03/27(金) 09:02
 トランスジェニック<2342.T>が買い気配。同社は26日に、京都大学 医学研究科教授(現連携大学院教授) 武藤 誠氏らが開発した効率的ながん細胞同種移植試験用「変異ルシフェレーストランスジェニックマウス(以下、「Tg(mLuc)マウス」)」および「変異GFPトランスジェニックマウス(以下、「Tg(mGFP)マウス」)」の個体生産および販売について、京都大学とライセンス契約を締結したと発表した。  このマウスではLuc(ルシフェラーゼ)やGFPでマーキングされた腫瘍細胞が拒絶されることはなく、野生型マウスに比べ100倍の高い効率で腫瘍を形成するマウスという。さらに、形成された腫瘍は肺や肝臓に転移し、発光や蛍光を測定することでがん転移の追跡も可能。Tg(mLuc)マウスおよびTg(mGFP)マウスは、免疫機能を保持していることから、今後、がんの免疫療法の研究など多様ながん治療法の開発と検証等創薬研究に貢献することが期待されるとしている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 155.56 -0.08
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ