トビラシステムズ-大幅高 「迷惑SMSフィルター」検知率99%の精度でフィルタリング
トビラシステムズ<4441.T>が大幅高。同社は26日、「迷惑SMSフィルター」はフィッシング詐欺のSMSを検知率99%の精度でフィルタリング可能と発表した。詐欺の可能性がある送信元や本文情報、URLなどを、独自のアルゴリズムによってパターン抽出し、技術者による社内調査を経てデータベース化したうえでサービスとして提供する。
フィンテックやネット通販の進展に伴い、口座振込等の銀行サービス、キャッシュレス決済、宅配便の再配達依頼など利便性が高まった一方、これらのネットサービスの普及に乗じて、新たな詐欺手口が増えているとしている。警察庁によると、ネットバンキングに係る不正送金事犯は2019年9月頃から急増し、2019年の被害発生件数は過去最多に次ぐ1872件、被害額は約25億2100万円としている。
同サービスが検知した詐欺SMSのなかに、「新型コロナウイルス感染症拡大に乗じて「マスクを配布する」などの文章とともに偽サイトのURLを添付し、個人情報を盗み出す」といったSMSもあるようだ。
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