ダイドー-続伸 1Q営業益7億円 コスト削減が寄与し黒字転換
ダイドーグループホールディングス<2590.T>が変わらずを挟み続伸。同社は26日、21.1期1Q(1月21日-4月21日)の連結営業損益が7.4億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)だったと発表した。国内飲料事業における原材料価格の低減により、売上総利益率が前年同期の52.1%を上回り、52.4%となったことが寄与した。広告販促にかかる費用や自販機にかかる減価償却費などの減少により、販管費が減少したことも増益要因となった。
同純損益は3800万円の赤字だった。政策保有株式の一部について、新型コロナウイルスの感染拡大による影響などにより、株価が取得価額に対して大幅に下落したことから投資有価証券評価損など4.5億円を計上したことが響いた。
また、21.1期通期の業績予想を取り下げ、未定にすることも発表した。従来は連結営業利益予想を23.0億円(前期比20.5%減)としていた。株価は1Qの営業黒字を好感した買いが優勢となっている。
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