ニコン-売り気配 前期営業益92%減 映像事業の赤字と精機事業の減益響く
ニコン<7731.T>が売り気配。同社は28日に、20.3期通期の連結営業利益(IFRS)は67.5億円(前の期比91.8%減)だったと発表した。
映像事業が、構造改革関連費用や固定資産の減損損失を計上したことなどにより、大幅な赤字となった。また、精機事業が新型コロナウイルス感染症拡大により一部装置の販売が次期に繰り延べになったことなどにより、減益となったことも響いた。
21.3期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現時点で
は合理的な算定が困難であるため、未定とした。
併せて、20.3期の期末配当を30円→10円(前期は30円)にすることも発表した。年間配当は60円→40円(前期は60円)となる。
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