〔Market Flash〕工作機械受注は4年ぶりに底入れ局面へ~野村

2020/06/24(水) 14:01
【14:00】工作機械受注は4年ぶりに底入れ局面へ~野村  野村証券では、23日に日本工作機械工業会が発表した5月の工作機械受注(確報値)を受けてリポートしている。5月は合計512億円(前年同月比53%減、前月比9%減)で、日本、北米、欧州、中国、中国以外のアジアでは、前月比で中国のみが増えた。野村では、これは各地の製造業稼働状況に沿っており、驚きはないとコメント。稼働再開に伴い、受注は日本、北米、欧州が早ければ6月、遅くても7月から前月比で徐々に増えると見込んでおり、4年ぶりに底入れ局面を迎えると予想している。 【13:10】GDP消費は6月にコロナ前に回復した可能性~SMBC日興  SMBC日興証券では、週次の民間消費が既に5月から反転しており、6月第3週には前年水準を回復していることを指摘している。5月から消費者センチメントが急回復したことが背景にある。消費の中身をみると、外食や洋服、鞄・靴・雑貨、美容院が増えており、自粛期間に減らした不要不急消費の挽回がみられるとのこと。SMBC日興では、GDPベースの民間消費を推計すると、6月の消費額はコロナ前の2月水準に戻っていると指摘しており、消費の回復は予想外に早いようだとコメントしている。 【10:40】コロナ禍で加速する業務のIT化に注目~東海東京  東海東京調査センターでは日本株のストラテジーリポートの中で、今後物色の対象となる業種としてデジタルトランスフォーメーション(DX)などの流れを追い風とするシステム関連業種に注目している。在宅勤務の拡大など働き方改革や、経営のIT化促進といった点が、システム関連企業に追い風になると見込んでいる。関連株の中には既に年初来高値を更新している銘柄も散見されるが、15年以降の同業種の株価は基本的に上昇基調が続いているとのこと。コロナ禍においても相対的に業績への影響が小さいと見込まれることも物色対象となりやすいと考えられることから、順張り投資を再度強調したいとコメントしている。 【9:50】通信の決算後の注目企業はKDDI~野村  野村証券では通信セクターに関して、通信4社では短期(3~6月)有望「Buy」銘柄をKDDI<9433.T>、中期(1~2年)有望「Buy」銘柄をKDDIとソフトバンク<9434.T>の2社としている。KDDIは費用低下で21.3期の上期営業利益は前年同期水準を確保すると予想しており、中期では計1000億円の費用削減、格安スマホ市場での競争力拡大、株主還元などを注目点として挙げている。ソフトバンクに関しては、高水準の携帯純増維持、法人事業営業利益の拡大、高水準の配当維持などを注目点として挙げている。 【8:45】寄り前気配はニフコ、NOK、ロート、豊田合が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ニフコ<7988>+21.55%、NOK<7240>+20.25%、ロート<4527>+12.03%、豊田合<7282>+9.56%、TSテック<7313>+8.90%、日梱包<9072>+6.01%、淀川鋼<5451>+5.49%、上組<9364>+5.07%などが高い気配値。  一方、七十七<8341>-10.01%、セコム<9735>-8.28%、アステラス薬<4503>-7.23%、三菱倉<9301>-6.37%、イズミ<8273>-5.56%、群馬銀<8334>-5.43%、八十二<8359>-5.20%、アルフレッサ<2784>-4.78%、カカクコム<2371>-4.50%、住阪セメ<5232>-4.36%などが安い気配値となっている。
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