日本航空-反発 国内全便10月に再開も 国際線は回復見通せず=日経
日本航空<9201.T>が反発。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社が国内線全便の再開は10月になる見通しを明らかにしたと報じた。一方、新型コロナ前には旅客収入の半分程度を占めた国際線の利用は引き続き低調という。
記事によれば、同社の本田俊介執行役員は「(移動自粛が緩和された)6月19日以降、国内線の予約が伸び始めた。6月後半には観光需要も出始めた」と説明した。国内線の乗客数は6月の前年比3割の水準から、8月後半には6~7割程度に回復すると予測するとしている。
国際線については現在は貨物需要に支えられ、運航は計画比の25%程度という。「4~5月は帰国者などの旅客需要があったが6月はそれもない。夏休みで米国から帰国する需要が出るものの、国際線がどれくらい戻るかは見通せない」とした。
同社の国内線再開見通しを好感し、ANAホールディングス<9202.T>も買われている。
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