セブン&アイ-4日ぶり反発 今期営業益24%減予想も配当前期並みを好感
セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が4日ぶり反発。同社は9日、従来未定としていた21.2期通期の連結営業利益予想は3220億円(前期比24.1%減)と発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大は上期中に緩やかに収束に向かうものの、新たな生活様式への変化の影響は期末まで残ると仮定した。通期配当予想については、前期と同じく98.5円とした。
21.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は714億円(前年同期比21.0%減)だった。主力コンビニエンスストア事業において、外出自粛要請の影響により売り上げが減少したほか、百貨店・金融関連・その他事業は1Q期間において赤字となった。
なお株価は、営業減益見通しであるものの、通期配当予想が前期並みであることを好感して買われている。
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