前場コメント No.7   KDDI、JIA、ガイシ、カネカ、ソニー、高見サイ

2020/08/24(月) 11:32
★10:49  KDDI-3日ぶり反発 ARを使ったライブ配信システムの提供広げる=日経産業
 KDDI<9433.T>が3日ぶり反発。24日付の日経産業新聞は、同社が拡張現実(AR)を使ったライブ配信システムの提供を広げると報じた。

 記事によれば、ライブハウスなどに設置したカメラを遠隔で操作し、撮影した映像と瞬時に組み合わせてオンラインで配信できるという。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、音楽家やアーティストらと新しいライブ体験づくりを進めるとしている。

★10:53  JIA-大幅安 眠る飛行機8600機 リースや製造へ危機連鎖警戒との報道を材料視か
 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が大幅安。23日付の日本経済新聞朝刊が、新型コロナウイルスの感染拡大で渡航制限が続くなか、世界の飛行機の3分の1、8600機が休暇シーズンの8月に入っても地上に留め置かれていると報じたことが材料視されているようだ。

 記事によれば、需要拡大を前提に投資してきたリース産業や金融商品もリスクにさらされているもよう。ある国内リース会社幹部は「(リース料の減免を)要請してこない航空会社なんて世界中を見回して皆無だ」と嘆き、個別に減免に応じる例もあるとしている。報道を受け、リース事業を手がける同社に売りが出ている。

★11:09  日本ガイシ-6日ぶり反発 125度に耐えるリチウム電池 車載向けコイン型実用化=日刊工
 日本ガイシ<5333.T>が6日ぶり反発。24日付の日刊工業新聞は、同社が車載など向けのコイン型小型リチウムイオン二次電池「エナセラコイン」で、125度の高温下でも動作する超高耐熱タイプを2020年度内にも実用化すると報じた。

 記事によれば、すでに105度の高耐熱タイプを開発して9月に量産を始めるが、より過酷な環境下にも対応する。車載向けでは自動運転などで小型電源のニーズが高まっており、迅速なラインアップ拡充で幅広いニーズに応えるとしている。

★11:11  カネカ-底堅い JTから植物バイオテクノロジーに関する資産譲受で合意
 カネカ<4118.T>が底堅い。同社は24日、JT(日本たばこ産業)<2914.T>と、植物バイオテクノロジーに関する資産譲受を8月19日付けで合意したと発表した。

 同社独自のゲノム編集技術と今回譲り受けるJTの研究開発資産とのシナジーにより、食糧課題に対するソリューションの提供を加速させるとしている。

★11:15  ソニー-6日ぶり反発 自社製スマートテレビ 年内にも「アップルTV+」対応=日経
 ソニー<6758.T>が6日ぶり反発。日本経済新聞電子版は24日11時、同社が年内にも自社のテレビ製品を米アップルの動画配信サービス「アップルTV+(プラス)」に対応させると報じた。

 記事によれば、同社のスマートテレビはホーム画面のアプリで米ネットフリックスや米アマゾン・ドット・コムなど複数の動画配信サービスを楽しめる。日本では年内にアップルがラインアップに加わる予定。海外での対応時期は地域によって異なる。販売済みの一部テレビも機能を更新し対応できるとしている。

★11:19  高見沢サイバネティックス-一時急騰 小田急電鉄に同社ホームドアが採用
 高見沢サイバネティックス<6424.T>が一時急騰。同社は24日10時、小田急電鉄<9007.T>の小田原線登戸駅および新宿駅(地下ホーム)ホームドア設置計画において、同社製「腰高式ホームドア」が採用されたと発表した。

 同件は21.3期業績に与える影響については、8月12日に公表した通期予想に織り込み済みとしている。株価は発表を受け、一時前日比7.5%上昇する場面があった。


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