前場コメント No.4 東海カ、アルファクスＦＳ、鳥貴族、マブチ、サトウ食品、ＡＮＡ
★9:11 東海カーボン－4日続伸 黒鉛電極を4割減産 欧米電炉の不振響く＝日経
東海カーボン<5301.T>が変わらずを挟み4日続伸。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社が黒鉛電極を2020年末まで前年同期比4割減産すると報じた。
記事によれば、国内の生産拠点に加え、欧米の工場でも生産を減らすようだ。新型コロナウイルスの感染拡大で建材や自動車向け鋼板の需要が落ちており、海外の鉄鋼メーカーからの引き合いが弱いため減産で生産調整するとしている。
なお、株価は業績悪化を織り込んで調整したあと、足もとは上昇基調にあり、きょうも買いが優勢となっている。
東海カーボン<5301.T>が変わらずを挟み4日続伸。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社が黒鉛電極を2020年末まで前年同期比4割減産すると報じた。
記事によれば、国内の生産拠点に加え、欧米の工場でも生産を減らすようだ。新型コロナウイルスの感染拡大で建材や自動車向け鋼板の需要が落ちており、海外の鉄鋼メーカーからの引き合いが弱いため減産で生産調整するとしている。
なお、株価は業績悪化を織り込んで調整したあと、足もとは上昇基調にあり、きょうも買いが優勢となっている。
★9:11 アルファクスＦＳ－急騰 「すし銚子丸」が自律歩行型AI配膳ロボット試験導入開始
アルファクス・フード・システム<3814.T>が急騰。同社は7日に、｢すし銚子丸｣を運営する、銚子丸（千葉県千葉市）が、「自律歩行型完全AI配膳ロボット」を｢すし銚子丸雅 習志野店｣に試験的導入を開始したと発表した。
今回導入したのは、同社が今年3月に発表した、外食産業向けAI配膳ロボット「サービスショット」。｢サービスショット｣は、非接触で料理クローズ型&自律歩行型の配膳ロボットとなっており、新型コロナの感染拡大が収束を見せないなか、ホール業務の効率化と同時にウィズ・コロナ時代への対応にもなるとしている。
アルファクス・フード・システム<3814.T>が急騰。同社は7日に、｢すし銚子丸｣を運営する、銚子丸（千葉県千葉市）が、「自律歩行型完全AI配膳ロボット」を｢すし銚子丸雅 習志野店｣に試験的導入を開始したと発表した。
今回導入したのは、同社が今年3月に発表した、外食産業向けAI配膳ロボット「サービスショット」。｢サービスショット｣は、非接触で料理クローズ型&自律歩行型の配膳ロボットとなっており、新型コロナの感染拡大が収束を見せないなか、ホール業務の効率化と同時にウィズ・コロナ時代への対応にもなるとしている。
★9:11 鳥貴族－反落 8月次既存店売上高41％減 7月は23％減
鳥貴族<3193.T>が反落。同社は7日に、8月次の既存店売上高が前年同月比40.9％減だったと発表した。全店売上高は同33.1％減だった。7月はそれぞれ23.2％減、25.6％減だった。
既存店客数は同45.3％減、客単価は同8.1％上昇した。なお、株価は低調な月次動向を嫌気した売りが優勢となっている。
鳥貴族<3193.T>が反落。同社は7日に、8月次の既存店売上高が前年同月比40.9％減だったと発表した。全店売上高は同33.1％減だった。7月はそれぞれ23.2％減、25.6％減だった。
既存店客数は同45.3％減、客単価は同8.1％上昇した。なお、株価は低調な月次動向を嫌気した売りが優勢となっている。
★9:16 マブチモーター－ＳＭＢＣ日興が投資判断引き上げ ＰＷモーター成長ストーリー、再始動
マブチモーター<6592.T>が堅調。ＳＭＢＣ日興証券では、ＰＷモーター成長ストーリー、再始動と指摘。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は4200円から4800円に引き上げた。
8月13日に開催された説明会で、経営陣はシェア拡大に対し、強気の見通し（Tier1メーカーの内製意欲の後退、複数の大型案件の引き合い）を示していると指摘。ブラシ付きモーターでは、最も技術力があり、安い製品を提供できる自動車軽量化のトレンドも追い風となっているという。コロナ禍による部材コスト削減圧力が新たに加わり、中期的に、競合するTier1メーカーがADASや自動運転などのより成長率が高い分野へ注力し、モーター内製から撤退する可能性はより高まったと考えている。
マブチモーター<6592.T>が堅調。ＳＭＢＣ日興証券では、ＰＷモーター成長ストーリー、再始動と指摘。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は4200円から4800円に引き上げた。
8月13日に開催された説明会で、経営陣はシェア拡大に対し、強気の見通し（Tier1メーカーの内製意欲の後退、複数の大型案件の引き合い）を示していると指摘。ブラシ付きモーターでは、最も技術力があり、安い製品を提供できる自動車軽量化のトレンドも追い風となっているという。コロナ禍による部材コスト削減圧力が新たに加わり、中期的に、競合するTier1メーカーがADASや自動運転などのより成長率が高い分野へ注力し、モーター内製から撤退する可能性はより高まったと考えている。
★9:16 サトウ食品－反発 1Q営業黒字転換 内食需要で米飯・餅事業とも堅調
サトウ食品<2923.T>が反発。同社は7日、21.4期1Q（5-7月）の連結営業損益は3.1億円の黒字（前年同期は3.6億円の赤字）だったと発表した。内食需要の高まりにより、包装米飯事業および包装餅事業ともに主力製品「サトウのごはん」などを中心に堅調推移した。
併せて、21.4期通期の連結営業利益予想を9.3億円（前期比2.4％減）、年間配当予想を30円（前期は40円）と発表した。国内外で経済活動が再開された現在の状況を踏まえ、1Qの業績ならびに現時点での情報や予測などに基づき算出した。
サトウ食品<2923.T>が反発。同社は7日、21.4期1Q（5-7月）の連結営業損益は3.1億円の黒字（前年同期は3.6億円の赤字）だったと発表した。内食需要の高まりにより、包装米飯事業および包装餅事業ともに主力製品「サトウのごはん」などを中心に堅調推移した。
併せて、21.4期通期の連結営業利益予想を9.3億円（前期比2.4％減）、年間配当予想を30円（前期は40円）と発表した。国内外で経済活動が再開された現在の状況を踏まえ、1Qの業績ならびに現時点での情報や予測などに基づき算出した。
★9:17 ＡＮＡＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 業績に応じた柔軟な資金調達力を評価
ＡＮＡホールディングス<9202.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業績に応じた柔軟な資金調達力を評価。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2800円から3000円に引き上げた。
営業損益予想は21/3期が3970億円の赤字、22/3期が284億円の赤字を予想。旅客需要の前提は19/3期を100%とした場合、国際線は21/3期が20%、22/3期が59%、国内線は21/3期が 39%、22/3期が78%とした。一方、(1)7月末実績の実績PBRが04/3期以降の最下限値0.73倍まで低下し、株価は短期業績の悪化を織り込んだと考えること、(2)JAL比較での同社PBRは相対的に高いが、長期保有の個人投資家が株価サポート要因と考えること、(3)21/3期末現預金残高を通常より多い3916億円（20/3期の売上ベースで月商2.4ヶ月分）と予想しているものの、今後も柔軟な資金調達が可能な点などを投資評価継続の要因とした。
ＡＮＡホールディングス<9202.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業績に応じた柔軟な資金調達力を評価。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2800円から3000円に引き上げた。
営業損益予想は21/3期が3970億円の赤字、22/3期が284億円の赤字を予想。旅客需要の前提は19/3期を100%とした場合、国際線は21/3期が20%、22/3期が59%、国内線は21/3期が 39%、22/3期が78%とした。一方、(1)7月末実績の実績PBRが04/3期以降の最下限値0.73倍まで低下し、株価は短期業績の悪化を織り込んだと考えること、(2)JAL比較での同社PBRは相対的に高いが、長期保有の個人投資家が株価サポート要因と考えること、(3)21/3期末現預金残高を通常より多い3916億円（20/3期の売上ベースで月商2.4ヶ月分）と予想しているものの、今後も柔軟な資金調達が可能な点などを投資評価継続の要因とした。
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