日東電工-売り気配 今期一転営業増益予想も材料出尽くし
日東電工<6988.T>が売り気配。同社は26日、21.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の640.0億円から750.0億円(前期比7.6%増)に上方修正すると発表した。
テレワーク拡大を背景としたPC・タブレット向け部材などの需要や、上期は苦戦したトランスポーテーション事業が足元では想定を上回るペースで回復していることから、一転増益を見込む。
21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は423.7億円(前年同期比3.1%増)だった。インダストリアルテープ部門が自動車産業向けに苦戦した一方、オプトロニクス部門において、テレワーク拡大を背景にPCおよびサーバー向けの製造過程で使用される関連部材の需要が拡大した。ハイエンドスマートフォンの生産における組み立て用部材の伸長も寄与した。
しかし、株価は材料出尽くし感から売り気配となっている。
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