後場コメント No.2  nmsHD、キヤノン、ブイキューブ、浜ゴム、第一生命、TOW

2020/11/13(金) 15:03
★12:58  nms-後場下げ幅拡大 上期最終赤字転落 休業手当などの特損響く
 nms ホールディングス<2162.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日12時30分、21.3期上期(4-9月)の連結純損益は5.0億円の赤字(前年同期は0.3億円の黒字)だったと発表した。2Q(7-9月)は1.5億円の赤字となった。

 主力のヒューマンソリューション事業については物流3PLが堅調だったものの、助成金収入がなくなったことによる営業外収益の減少や、感染症関連による休業手当などを特別損失として計上したことなどが響いた。

★13:00  キヤノン-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 当面の悪材料は出尽くしも株価上昇のカタリスト不足
 キヤノン<7751.T>が続落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、当面の悪材料は出尽くしも株価上昇のカタリストに欠けると指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1700円から1670円に引き下げた。

 新型コロナ後の業績回復は鈍く株価が本格的に上昇するきっかけに乏しい状況にあるとの見方は継続。今回の予想に欧米でのカメラの回復の早さやインクジェットプリンターの在宅需要などのポジティブな要素を織り込んだ。一方、オフィス関連機器のペーパーレス化は新型コロナの影響により前倒しとなった印象で、オフィス事業の中長期的な成長力の目線はさらに低下したとみている。キヤノンは約10年前から積極的な買収などを通して事業ポートフォリオの転換を行ってきた点について、背景には既存事業の成長鈍化があるとしながらも、買収事業の全社利益への貢献は依然として限定的だとみている。

★13:04  ブイキューブ-続伸 週足は強い切り返しパターン、目先は出来高次第~テクニカル分析
 ブイキューブ<3681.T>が続伸。11/9に付けた戻り高値(2660円)を更新し、10/20高値(2833円)が視野に入ってきた。商いも急増しており、週足ベースでは長い下ヒゲのある強い切り返しのパターンとなりそうだ。RSI(9日)も65%程度と過熱感はなく、短期的には強いモメンタムが続く可能性が高まった局面である。ただ、目先的に出来高が細るようだと、戻り売りに押されやすくなり、25日線までの揺り戻しもあるだろう。

★13:07  横浜ゴム-後場下げ幅縮小 通期営業益を上方修正 3Q累計は75%減
 横浜ゴム<5101.T>が後場下げ幅縮小。同社は13日13時、20.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の200.0億円から285.0億円(前期比51.3%減)に引き上げると発表した。

 中国市場を中心として想定以上に市況が回復したこと、および農業機械用・産業車両用タイヤを始めとするオフハイウェイタイヤが堅調に推移したことから、前回予想を上回る見通し。

 併せて発表した20.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は85.2億円(前年同期比74.5%減)だった。

★13:11  第一生命-後場下げ幅拡大 上期最終益9%減 金融派生商品損益の悪化響く
 第一生命ホールディングス<8750.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日13時に、21.3期上期(4-9月)の連結純利益は833億円(前年同期比9.2%減)だったと発表した。金融派生商品損益が大きく悪化したことなどが響いた。なお、通期の会社計画1840億円に対する進ちょくは45.3%となっている。

★13:17  TOW-後場急落 1Q営業益69%減 大型案件が低営収で粗利益減少
 テー・オー・ダブリュー<4767.T>が後場急落。同社は13日13時、21.6期1Q(7-9月)の連結営業利益が1.8億円(前年同期比68.6%減)だったと発表した。リアルイベントが低迷したことに加えて、官公庁・団体の大型案件が低営収だったため、粗利益が減少したことが響いた。


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