前場コメント No.2 松尾電、エアトリ、富士フイルム、GAテクノ、GMOGSHD、ツルハHD

2021/01/05(火) 11:32
★9:07  松尾電機-買い気配 東証が上場廃止に係る猶予期間からの解除を発表
 松尾電機<6969.T>が買い気配。東京証券取引所は4日、同社について、上場廃止に係る猶予期間からの解除を発表した。

 2020年12月の時価総額が、上場廃止基準に定める所要額(10億円)以上となったため。
 同社は2020年1月の月末時価総額が10億円未満となっていたことから、東京証券取引所の有価証券上場規程第601条第1項第4号a本文(時価総額)に定める上場廃止基準に係る猶予期間入りしていた。

★9:09  エアトリ-続落 提携クリニックが24時間対応のPCR検査を開始
 エアトリ<6191.T>が続落。同社は4日、提携するTケアクリニックがPCR検査の24時間の来院検査対応を開始したと発表した。

 PCR検査を24時間で対応することにより、PCR検査を受けたいが、どこに連絡したらよいかわからない、検査結果の確認に時間がかかる、受けたいけど受ける場所がない、など世の中の不安を解消するとしている。なお、株価はきのうに続いて緊急事態宣言の再発令を懸念した売りが優勢となっている。

★9:10  富士フイルムHD-JPモルガンが目標株価引き上げ 21年は潜在的株式価値が市場で顕在化へ
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が反発。JPモルガン証券では、21年は潜在的株式価値が市場で顕在化する1年になると予想。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を6800円から10000円に引き上げた。

 ヘルスケア&マテリアルズセグメントの営業利益が連結営業利益に占める構成比率は、20年度は61.5%を予想。21年度は63.6%に増加、連結利益の過半を同事業セグメントが牽引するとみている。ヘルスケアのみの営業利益は20年度450億円から24年度には980億円と倍増を予想している。内CDMOは同150億円から500億円と4年で利益はほぼ3倍と予想。マテリアルズの営業利益は同430億円から同900億円と109%成長を予想している。半導体製造用ハイエンドレジスト材料や高速メモリー、ロジック銅配線用CMPスラリー等が半導体市場の中期的な成長加速に沿った形で積み上がり始めると考えている。

★9:10  GAテクノロジーズ-売り気配 公募・売り出しで135億円調達 RENOSY iBuyer事業の運転資金などに充てる
 GA technologies<3491.T>が売り気配。同社は4日、435万0000株(一部海外販売あり)の公募による新株式発行、ならびに上限65万2500株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
 
 新株式の発行条件は1月13日~1月18日のいずれかの日に決める。公募増資後の発行済み株式数増加率は17.02%。手取り概算額合計上限は135億0748万6250円で、RENOSY iBuyer事業の運転資金などに充当する。なお、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:12  GMOGSHD-5日ぶり反落 電子署名 自治体1年無料 導入へ囲い込み=日経
 GMOグローバルサインホールディングス<3788.T>が5日ぶり反落。5日付の日本経済新聞朝刊は、同社が自治体向けに1月中にも電子署名サービス「電子印鑑アグリー」を1年間無料で使えるようにすると報じた。

 記事によれば、自治体と企業などの契約の大半は紙の契約書が用いられ、電子署名はほぼ使われていないという。今後は行政手続きのデジタル化で規制緩和が進むとみて、意欲的な自治体を先行して囲い込み、導入の流れをつくるとしている。

 なお、株価は買いが先行したものの、利益確定売りに押されている。


★9:12  ツルハHD-もみ合い 12月度既存店売上高5%増 前月比5pt悪化
 ツルハホールディングス<3391.T>がもみ合い。同社は4日、12月度の既存店売上高は前年同月比5.3%増だったと発表した。前月比で4.5pt悪化した。客数は前年同月比で横ばい、客単価は同5.3%上昇となった。


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