前引け概況-日経平均は反落 大幅高スタートも3万円の壁に阻まれ失速
2日前場の日経平均は反落。前引けは108円安の29554円。米国株の大幅上昇や円安進行を手掛かりに、大きく水準を切り上げて始まった。開始早々には上げ幅を300円超に広げて、29996円まで上昇。しかし、3万円にあと一歩届かず失速すると、次第に上値の重さを嫌気した売りが支配的となった。下落に転じる銘柄も増加する中、10時台には一気に値を消しマイナス転換。そこから下げ幅を3桁に広げた。節目の29500円を前にしては下げ渋ったものの、安値圏で前場の取引を終えた。
東証1部の売買代金は概算で1兆2500億円。業種別では精密機器やガラス・土石、その他金融などが上昇している一方、空運や海運、鉱業などが下落している。自己株取得を発表したエムアップホールディングスが大幅上昇。半面、JAL、ANAの空運大手がそろって弱いほか、串カツ田中やベストワンドットコム、ラウンドワンなど、経済活動正常化の恩恵が大きい銘柄が急落している。
日経平均
29554.75 -108.75
先物
29550 -30
TOPIX
1893.41 -9.07
出来高
6.6億株
売買代金
1.25兆円
騰落
上533/下1587
日経ジャスダック平均
3811.24 -4.66
マザーズ指数
1224.16 +6.71
東証REIT指数
1946.20 +17.94
ドル円
106.82
ユーロ円
128.54
債券
0.13 -0.020
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