前場コメント No.3 ユーグレナ、東エレク、ファナック、日産自、ウェルスナビ、KeePer技

2021/04/02(金) 11:32
★9:13  ユーグレナ-4日続伸 バイオ燃料事業 25.9期に黒字化へ=日経
 ユーグレナ<2931.T>が4日続伸。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社の永田暁彦副社長が最短で2025年9月期にバイオ燃料事業が営業黒字に転換しそうとの見通しを示したと報じた。

 記事によれば、現状は先行投資の影響で同事業は赤字(20.9期で約10億円の赤字)だが、永田副社長は「バイオ燃料の商用プラントが完成すれば黒字化する」と話したとしている。

★9:14  東京エレクトロン-新高値 米ハイテク株の上昇続く SOX指数が4%近い上昇
 東京エレクトロン<8035.T>が新高値。連日で上場来高値を更新している。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅に上昇したことが好感されているようだ。

 1日の米国市場は主要3指数とも堅調。バイデン米大統領の数兆ドル規模の経済対策を好感した買いが続いたほか、長期金利の低下も材料にハイテク株への買い戻しが続いた。ナスダックが1.76%、SOX指数は3.69%高となり、個別銘柄ではエヌビディア・AMDが連日3%超えの上昇となった。

 このことをを手がかりに国内の半導体関連株にも買いが集まっている。レーザーテック<6920.T>、アドバンテスト<6857.T>、SCREENホールディングス<7735.T>なども大幅高。

★9:16  ファナック-CSが投資判断引き上げ セクター内で自動車分野の恩恵銘柄
 ファナック<6954.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、セクター内で自動車分野の恩恵銘柄と評価。投資評価「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は20970円から32400円に変更した。

 21年4-6 月に機械市場の受注のYoY増がピークを迎えることも懸念され、株価の上値が重い状況が続いていると指摘。しかし、機械セクター全般的に受注環境の改善が続く中、今後、FA関連銘柄の中でも自動車産業設備投資の恩恵を享受しやすいと想定。(1)売上高に占める自動車分野の比率はセクター内で相対的に高いと推測、(2)EV化が本格化する中、ロボット需要が顕在化してきている、(3)営業利益も22/3期にYoY41%増、23/3期に同28%増と業績拡大局面が続くと予想、の3点から選好されやすいと考えている。

★9:21  日産自動車-もみ合い 低価格EV電池 コバルト使わず20年代半ば実用化=日経
 日産自動車<7201.T>がもみ合い。2日付の日本経済新聞朝刊は、同社が電気自動車(EV)向け電池で、コバルトを使わない低価格品を2020年代半ばにも実用化すると報じた。

 記事によれば、1回の充電で走れる距離を縮めることなくコストを下げるようだ。コバルトはレアメタル(希少金属)で供給量が限られ、需要拡大で奪い合いになる懸念もあるとしている。

★9:21  ウェルスナビ-7日続伸 3月末時点で預かり資産4000億円を突破
 ウェルスナビ<7342.T>が7日続伸。同社は1日、3月31日時点で、預かり資産4000億円を突破したと発表した。2016年7月の正式リリースから約4年8カ月での達成としている。

★9:22  KeePer技研-急落 3月キーパーラボ既存店売上高30%増 前月比15pt低下
 KeePer技研<6036.T>が急落。同社は1日、3月度のキーパーラボ運営事業における既存店売上高は前年同月比29.5%増だったと発表した。前月比では14.5ポイント低下した。来店台数は前年同月比10.8%増、平均単価は16.9%上昇となった。

 3月は大雨の影響により、洗車の顧客やメンテナンス・クリスタルキーパーなどのリピート顧客が買い控えをしていることから、4月にずれ込んでいるようだと同社は分析。また、世界的な半導体不足の影響により納車が遅れていることもあり、新車施工が若干減ったとしている。


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