〔Market Flash〕信越化学やトクヤマは塩ビ事業で収益上乗せの可能性~SBI

2021/04/07(水) 10:40
【10:40】信越化学やトクヤマは塩ビ事業で収益上乗せの可能性~SBI  SBI証券では化学セクターに関して、塩化ビニル樹脂(PVC)の国際市況が上昇していることに注目している。2月中旬の寒波が影響したもよう。SBIでは塩ビ市況上昇により、信越化学<4063.T>およびトクヤマ<4043.T>の塩ビ事業では、収益上乗せの可能性が高いと想定している。特に信越化学はPVCの生産能力が世界最大で、日本・欧州の能力を除いた米国3工場合計でも年産324万トンの能力を有するとのこと。米国拠点での出荷価格が1トン=100ドル上昇すると、1ドル=110円換算で356億円の増益要因になるとSBIでは試算している。 【9:50】建設の株主価値向上策とJRの需要回復に期待~SMBC日興  SMBC日興証券では、建設・建材セクターの業種格付けを「中立」としている。業績は大手ゼネコンを中心に2~3年前をピークに緩やかな後退局面に入っており、バリュエーションの割安さだけでは評価しにくいと指摘。株主還元の強化やコーポレート・ガバナンスの改善などがカタリストとなり得るが、株式市場の期待を満たす水準には届いていないと判断している。また、運輸・倉庫セクターについては、新型コロナウイルス感染症の業績への影響は甚大であるものの、株式市場においては織り込み済みとの見方から、業種格付けを「中立」としている。また、これらのセクターでは、清水建設<1803.T>とJR東海<9022.T>を推奨銘柄に挙げている。 【8:45】寄り前気配は東芝、東芝テック、ダイセキ、大和工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、東芝<6502>+14.68%、東芝テック<6588>+9.26%、ダイセキ<9793>+5.67%、大和工<5444>+4.52%、スズケン<9987>+4.43%、日本ペ<4612>+4.21%、住友不<8830>+4.06%、イズミ<8273>+3.91%、ミスミG<9962>+3.59%、SBI<8473>+3.17%などが高い気配値。  一方、三菱倉<9301>-10.85%、しまむら<8227>-10.09%、北洋銀行<8524>-6.33%、東建物<8804>-6.05%、スルガ銀<8358>-5.81%、アルプス<6770>-5.79%、紀陽銀<8370>-5.51%、協和キリン<4151>-5.30%、三浦工<6005>-4.76%、アイカ工<4206>-4.73%などが安い気配値となっている。
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