〔Market Flash〕建設セクターでは建築の会社期初計画値に注目~野村

2021/04/19(月) 10:31
【10:30】建設セクターでは建築の会社期初計画値に注目~野村  野村証券では建設セクターに関して、カバーしている企業の21.3期決算は、概ね会社計画値をやや上回って着地したと推定している。ただし、より重要なのは、22.3期の会社の期初計画値と指摘。野村では、ゼネコン各社の建築の売上高と受注計画値に注目している。期初は保守的となる傾向がある粗利率に対して、建築の売上高と受注計画値は、手持ち工事の進ちょくや、受注候補案件の多寡などが反映されるため、需要環境や各社の業績動向を把握する上で、より重要と判断している。カバー企業では、鹿島<1812.T>は前期の粗利率の水準が高く反動減を見込んでいるが、それを除いては22.3期の営業利益は建築の増収により増益転換を野村では予想しており、建築への投資選好シフトを探る時期と考えている。 【9:30】米国は旅行ガイドライン改定で航空・ホテル需要の回復進む~東海東京  東海東京調査センターでは、米国のレジャー業界についてリポートしている。米疾病対策センターによる旅行に関するガイドラインの改定を受けて、航空業界やホテル業界企業の業績回復が進む可能性があると指摘。各航空キャリアはキャパシティの削減をこれまで続けてきたが、航空需要の回復に合わせてキャパシティを正常化させるとみられ、本格的な業績回復が視野に入るとみている。ホテル業界では、出張需要や今まで敬遠されてきた長距離、長期間旅行の需要が回復すると予想。ただし、入国要件は依然ハードルが高く、海外旅行需要の回復には時間を要すると考えている。 【8:45】寄り前気配は丸井G、南海電、ネクソン、メディパルが高い気配値  主力株の寄り前気配では、丸井G<8252>+5.19%、南海電<9044>+5.16%、ネクソン<3659>+4.69%、メディパル<7459>+3.99%、群馬銀<8334>+3.55%、高島屋<8233>+3.24%、日産化<4021>+3.19%、岩谷産<8088>+2.99%、協和キリン<4151>+2.88%、東宝<9602>+2.85%などが高い気配値。  一方、ユー・エス<4732>-23.81%、東芝<6502>-14.20%、ダイセキ<9793>-8.64%、ニッコンHD<9072>-8.16%、東電<9501>-5.33%、TBSHD<9401>-5.23%、リンテック<7966>-4.99%、住友重<6302>-4.80%、スズケン<9987>-3.96%、東芝テック<6588>-3.44%などが安い気配値となっている。
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