エフピコ-大幅安 今期営業益5%増見込むも材料出尽くし
エフピコ<7947.T>が大幅安。同社は30日、22.3期通期の連結営業利益予想は196億円(前期比4.5%増)、年間配当予想は47円と発表した。市場コンセンサスは197億円。
今後成長が見込まれるマーケットとして、病院介護食市場や冷凍食品市場への事業展開を図る。主原料であるポリスチレン価格およびPET価格が上昇傾向にあるため、引き続き動向を注視するとしている。
21.3期通期の連結営業利益は188億円(前の期比21.0%増)だった。巣ごもり消費に伴う、容器など製品販売量の増加、飲食店におけるテイクアウト・デリバリーの市場拡大、積水ヒノマルからの事業譲受や、販売数量増加に伴う各部門の改善効果などが寄与した。
なお、今期の利益成長率見通しが前期と比べて鈍化することもあり、株価は材料出尽くしで売られている。
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