日本空港ビルデング-後場下げ幅縮小 今期最終赤字103億円見込む 前期は366億円の赤字

2021/05/07(金) 14:10
 日本空港ビルデング<9706.T>が後場下げ幅縮小。同社は7日14時、22.3期通期の連結純損益予想は103億円の赤字(前の期は366億円の赤字)と発表した。市場コンセンサスは201億円の赤字。  国内線では段階的に需要回復が進む一方で、国際線では1日当たりの入国者数制限や航空会社の国際線到着旅客数の抑制などもあり、需要回復には時間を要する見込み。  21.3期通期の連結純損益は366億円の赤字(前の期は50億円の黒字)だった。国内線と国際線の旅客数が大幅に減少したことで、施設利用料収入や商品売上高、飲食売上高などの落ち込みが続いた。固定資産圧縮損などの特別損失を計上したことも響いた。
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