前場コメント No.6 フリークアウト、きずなHD、ダイセキ、フォーバルRS、CEHD、三協立山

2021/06/18(金) 11:31
★9:50  フリークアウト-5日ぶり大幅反落 子会社株売却でデリバティブ取引評価損を計上
 フリークアウト・ホールディングス<6094.T>が5日ぶり大幅反落。同社は17日、昨年11月16日に開示したインティメート・マージャー<7072.T>の株式譲渡に関して、21.9期3Q(4-6月)にデリバティブ取引評価損として1億1100万円を特別損失に計上し、今期はデリバティブ取引評価損として3億3900万円を特別損失に計上すると発表した。

 譲渡先のSBI証券と締結したデリバティブ契約に基づき、譲渡契約日の翌日から取引終了日までの株価変動に応じた損失額として計上するものだという。インティメート・マージャーの株式譲渡に係る一連の取り引きについては、特別利益として関係会社株式売却益6億5400万円、特別損失としてデリバティブ取引評価損3億3900万円を計上するとしている。

★9:54  きずなHD-4日ぶり反発 5月度の葬儀売上高25%増 前月比7pt上昇
 きずなホールディングス<7086.T>が4日ぶり反発。同社は17日、5月度の葬儀売上高は6.5億円(前年同月比25.1%増)だったと発表した。前月比では7.0ポイント上昇した。葬儀件数は842件(前年同月比21.3%増)、葬儀単価は77.8万円(同3.1%増)、ホール数は99店(前月比1店増)となった。

★10:07  ダイセキ-SMBC日興が新規に「アウトパフォーム」 環境貢献企業のピュアプレーヤーは長期高成長局面へ
 ダイセキ<9793.T>が続伸。SMBC日興証券では、環境貢献企業のピュアプレーヤーは長期高成長局面を予想。投資評価は新規に「1(アウトパフォーム)」とし、目標株価は5200円に設定した。

 注目点として、(1)ダイセキ単体はシェア拡大により高成長が継続するとみていること、(2)ダイセキ環境は先行投資一巡で成長局面に入ると予想していることの2点と位置付けた。今後国内でSCOPE3を含めたGHG/CO2排出量削減への動きが高まることで、大企業だけでなく従来簡易的な産業廃棄物処理を選択していた中小企業もリサイクル志向へシフトする可能性は高いと考えられ、事業機会の長期的拡大が期待できるとみている。

★10:07  FRS-急騰 「delfino」新型コロナウイルスに対する実証試験で99.99%減少を確認
 FRS<9423.T>が急騰。同社は17日、販売施工している抗菌サービス「デルフィーノ」に関し、新型コロナウイルスに対する実証試験の結果、ウイルスが99.99%以上減少したと発表した。デルフィーノケアが発表した試験結果を引用するかたちで伝えた。

★10:36  CEHD-急騰 台湾Acer系とパートナーシップ構築に向けた覚書締結
 CEホールディングス<4320.T>が急騰。同社子会社のマイクロンは18日、Acerグループの関連会社である台湾企業Acer Healthcareとの間で、医療機器としてのソフトウェア(SaMD)事業を発展・拡大させるためのパートナーシップ締結に向けたMOU(Memorandum of Understanding)を締結したと発表した。

 AIやビッグデータ解析技術の分野で高い技術力を持つAcer Healthcare社との協力関係構築により、イメージング・バイオマーカー事業のさらなる発展と、CRO事業へのシナジー発揮を図るとしている。


★10:37  三協立山-大幅高 同社参画の難燃マグネ合金試作高速車両が耐久試験クリア
 三協立山<5932.T>が大幅高。新構造材料技術研究組合(ISMA)と、同合金開発プロジェクトの委託元である新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は17日、新幹線など高速車両の大幅な軽量化に向け、難燃性マグネシウム合金で試作された車両の部分構体が実用レベルの耐久試験をクリアしたと発表した。

 18日の鉄鋼新聞の記事によれば、今後、客室内装材や機器のカバーへの活用、車両の全構体への採用につながると期待されるようだ。開発は、同社ほか、不二サッシ<5940.T>傘下の不二ライトメタル、戸畑製作所、権田金属工業が担っているとしている。


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