前場コメント No.8 ラクス、メガチップス、技研製、CRI・MW、住江織、フジコーポ

2021/07/06(火) 11:31
★11:01  ラクス-急騰 同社創業者の中村氏 株価急伸で世界の富豪の仲間入りと伝わる
 ラクス<3923.T>が急騰。ブルームバーグは6日、同社の創業者中村崇則氏が、同社株価の上昇により、億万長者の仲間入りをしたと報じた。

 ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、同社株式34%を保有する中村氏の純資産は約18億ドル(約2000億円)に拡大したとしている。

★11:01  メガチップス-みずほが目標株価引き上げ 財務/資金は大幅に改善、成長に向けた次の一手に注目
 メガチップス<6875.T>が反落。みずほ証券では、財務/資金は大幅に改善、成長に向けた次の一手に注目。投資評価は「中立」を継続、目標株価は2750円から3200円に引き上げた。

 SiTime株式の一部売却による大きな利益/キャッシュインと、それを元手とした株主還元を株価は好感したが、更なる上値を追うには新たな成長期待が必要と考えている。アミューズメントは懸念していたダウンロード比率の上昇ペースが想定ほど急激ではなく、当面収益貢献を期待できると考えるものの、中長期では構造的なデジタルシフトが意識されやすく、アミューズメントの好調のみでは強気になりにくいという。次の成長ドライバーは車載向けとみているものの、本格的な立ち上がりにはもう数年を要し、期待を織り込むタイミングはまだ先と考えている。

★11:05  技研製作所-7日続伸 オランダ世界遺産プロジェクトで合弁会社設立
 技研製作所<6289.T>が7日続伸。同社は5日、圧入技術を核に進行するオランダの世界遺産「アムステルダムの環状運河地域」の護岸改修にかかる新技術開発プロジェクトで合弁会社設立したと発表した。

 同社グループの技研ヨーロッパ、デ・コーニング、ヴァン・ゲルダーの3社が合弁会社「G-Kracht B.V.(ジークラフト ビー・ブィ)」を設立し、今後は同合弁会社がプロジェクト発注者であるアムステルダム市との契約主体になるという。

 この案件は、実証施工後に8年間の商業化フェーズを経て、標準工法に採用される大型プロジェクトでその先も継続的な工事受注を見込むとしている。

★11:13  CRIミドルウェア--反発 「ADX2」の新機能「SonicSYNC」を全世界向けに提供開始
 CRI・ミドルウェア<3698.T>が反発。同社は5日、サウンドミドルウェア「CRI ADX2」の新機能「SonicSYNC(ソニックシンク)」を全世界向けにリリースしたと発表した。

 「SonicSYNC」は、音声再生時の遅延を限りなくゼロにし、楽器のような軽快な操作感を実現する技術で、まずは、音の反応が重要となるスマートフォン向けリズムゲームへの普及を行い、さらに幅広いジャンルのゲームアプリに導入を進めることで、ユーザのプレイ体験を底上げし、新たなデファクトスタンダードになることをめざすとしている。

★11:13  住江織物-プラス転換 前期最終益予想を上方修正 経費削減や為替差益が寄与
 住江織物<3501.T>がプラス転換。同社は6日11時、21.5期通期の連結純利益予想を従来の3.0億円から4.0億円(前の期比2.8倍)に上方修正すると発表した。世界的な半導体不足や再度の緊急事態宣言の発出などの影響により、売上高は従来予想を下回るものの、全社的な経費削減や為替差益の増加などが寄与する。

 なお、13日に本決算発表を予定している。

★11:20  フジコーポ-4日続伸 6月度の既存店売上高8%減も織り込み済み
 フジ・コーポレーション<7605.T>が4日続伸。同社は6日11時、6月度の既存店売上高は14億2800万円(前年同月比8%減)だったと発表した。タイヤ・ホイールの販売数量は同4%減となった。

 なお、前年6月が大きく増加しており、反動減は織り込み済みとの見方もありネガティブな反応は限定的だ。


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