〔Market Flash〕海運は2Q以降はファンダメンタルズを反映した株価上昇を予想~三菱UFJMS

2021/10/19(火) 10:30
【10:30】海運は2Q以降はファンダメンタルズを反映した株価上昇を予想~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では海運業界について考察している。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>の足元株価は、米金利上昇や中国製造業PMIの低下などマクロ環境の変化に過剰に反応している面があるとみている。しかし、2Q決算確認後は、23.3期業績を反映した株価バリュエーションの割安感や、日本郵船と商船三井の配当利回りの高さなどが再評価されるタイミングと考えている。また、邦船3社の投資魅力には、(1)海外のコンテナ船社よりも規模の大きいドライバルクの運賃上昇(日本郵船はハンディバルク、商船三井はケープサイズバルク)による業績拡大、(2)22.3期業績の上方修正に伴う増配、または自社株買いの可能性、(3)来期以降の配当性向の引き上げの可能性(川崎汽船は復配)―などがあると考えている。 【9:55】衆院選で自民党は21議席程度減らす可能性~SMBC日興  SMBC日興証券では、衆議院選挙に関するリポートの中で議席に関する考察を行っている。青木率(内閣支持率+政党支持率)が高いことは追い風であるが、若手議員が100人を超えていることや、高齢議員や不祥事議員もおり、自民党は苦戦を強いられる選挙区が多いとSMBC日興では予想。同社の予測モデルでは、自民党は254議席の獲得を予想しており、これは選挙前の275議席からは21議席減らす結果となる。この場合、市場にはややネガティブとSMBC日興では捉えている。 【8:45】寄り前気配はリンナイ、日立造、三井造、千代建が高い気配値  主力株の寄り前気配では、リンナイ<5947>+25.75%、日立造<7004>+8.13%、三井造<7003>+6.02%、千代建<6366>+5.80%、SUMCO<3436>+5.28%、シマノ<7309>+4.94%、阿波銀<8388>+4.54%、川重<7012>+4.14%、サンリオ<8136>+4.05%、ABCマート<2670>+3.12%などが高い気配値。  一方、ニッコンHD<9072>-9.23%、シスメックス<6869>-8.06%、JPX<8697>-6.85%、きんでん<1944>-4.86%、博報堂DY<2433>-4.81%、セコム<9735>-4.22%、阪和興<8078>-4.08%、ミスミG<9962>-3.98%、アズビル<6845>-3.93%、旭化成<3407>-3.81%などが安い気配値となっている。
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