セイコーHD-急落 通期営業益予想を上方修正もコンセンサス下回る
セイコーホールディングス<8050.T>が急落。同社は9日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の55.0億円から60.0億円(前期比2.7倍)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは73.8億円。
上期(4-9月)において、国内や東南アジアでウオッチ事業や和光事業などの売上高が伸び悩む一方、電子デバイス事業の業績が大きく改善した。下期における半導体不足、部品・材料の価格高騰なども踏まえ、通期の見通しを引き上げた。
22.3期上期(4-9月)の連結営業損益は34.5億円の黒字(前年同期は15.1億円の赤字)だった。
なお、通期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
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