〔Market Flash〕インフレに強い資産として底堅い金~みずほ

2021/11/16(火) 13:24
【13:20】インフレに強い資産として底堅い金~みずほ  みずほ証券では、米国のインフレ懸念の高まりから、インフレに強い資産として金に注目している。足元のNY金先物は1トロイオンス=1860ドル台と約5カ月ぶりの高値水準。米エネルギー情報局は原油市場について、22年1-3月期まで需給のひっ迫を予想。仮に原油価格が高止まりすれば、今後も金の見直し買いが進むとみずほでは予想している。11月FOMCでは資産買い入れ縮小が決定された。一方、パウエル議長は利上げに対して慎重な姿勢を示している。みすほでは、当面、米長期金利の上昇が緩やかにとどまれば、金価格は下値を切り上げ底堅い推移になると想定。22年3月までの予想レンジを1トロイオンス=1700~2000ドルとしている。 【10:20】中国自動車販売に対する過度な懸念は後退~SBI  SBI証券では、中国の自動車販売動向についてリポートしている。前年同月比では6月から2桁減少が続いていたが、10月は1桁減と減少幅が縮小。かつ前月比では8月の180万台を大底に、9月207万台、10月233万台と2カ月連続で増加となったとのこと。10月の台数はコロナ前2019年10月の228万台をも上回っており、半導体不足や東南アジアのサプライチェーン混乱影響が緩和されつつあることが推測できる状況にある。SBIでは、中国景気減速による新車販売の減少という懸念は後退しているとの見方から、2021暦年の販売台数見通しを当初予想の2500万台(前年比1.1%減)から2600万台(同2.9%増)へと引き上げている。 【9:30】医療機器の需要は堅調に推移~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、医療機器の需要がコロナ前を超える水準へ堅調に回復していることを指摘している。治療機器では、日欧米でデルタ株感染拡大による手術抑制でモメンタムは低下するも、米国など感染収束地域を中心に9月以降は持ち直し基調にあるとのこと。診断装置では、コロナ検査需要に加え、政府補助金や予算執行を背景とした医療機関の投資マインドは底堅いもよう。中国に関しては、国産優遇ガイダンス公表以降、該当製品で客先の様子見が発生するなど市場混乱が続いていると三菱UFJMSでは推測している。医療ITでは、引き続き製薬企業向けの営業DX支援の需要は旺盛だが、顧客ニーズは費用対効果を意識したものに変化しつつあるとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は博報堂DY、シマノ、三菱自、小糸製が高い気配値  主力株の寄り前気配では、博報堂DY<2433>+6.10%、シマノ<7309>+5.25%、三菱自<7211>+4.95%、小糸製<7276>+4.67%、カプコン<9697>+3.73%、ニコン<7731>+3.59%、京急<9006>+3.42%、ネットワン<7518>+3.38%、積水化<4204>+3.32%、ファナック<6954>+3.32%などが高い気配値。  一方、セイノーHD<9076>-7.55%、日通<9062>-5.80%、オンワードH<8016>-5.04%、キッコーマン<2801>-4.48%、バンナムHD<7832>-4.30%、住阪セメ<5232>-4.05%、大日印<7912>-3.76%、日油<4403>-3.66%、青山商<8219>-3.61%、クボタ<6326>-3.39%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ