後場コメント No.2 住友林、インソース、サインポスト、キヤノン、トレンド、日産化

2021/11/24(水) 15:03
★13:03  住友林業-底堅い 愛媛県新居浜市でドローンによる物資運搬実証実験実施
 住友林業<1911.T>が底堅い。同社は24日、SOMPOホールディングス<8630.T>傘下の損害保険ジャパンおよびSOMPOリスクマネジメント、トルビズオン(福岡県福岡市)の4社共同で、愛媛県新居浜市においてドローンによる物資運搬実証実験を実施したと発表した。

 この実験では、東京から遠隔で新居浜市のドローンに運航操作を行い、「ドローンの超長距離間における遠隔飛行制御と運航監視」技術が実証されたという。陸路で30分以上かかる道のりを空路では10分以内で到達し、損保ジャパンのドローン保険で万が一事故が発生した場合でも安心な運用が可能だとしている。

★13:08  インソース-大幅安 WEBinsourceで「採用サイト診断」「自社サイト簡易診断」の申込受付を開始
 インソース<6200.T>が大幅安。同社は24日12時25分、子会社であるインソースマーケティングデザインが提供する「採用サイト診断」「自社サイト簡易診断」を、同社の研修申込みシステムWEBinsourceにて、申込受付を開始したと発表した。

 それぞれチェックリストに沿った診断を実施し、マーケティング視点で課題の抽出を行うとしている。なお、株価は地合いにつれ安している。

★13:08  サインポスト-後場下げ幅縮小 書店向けセルフレジ「ワンダーレジ-BOOK」が実店舗稼働
 サインポスト<3996.T>が後場下げ幅縮小。同社は24日13時、書店向けセルフレジ「ワンダーレジ-BOOK」が実店舗で稼働すると発表した。

 「ワンダーレジ-BOOK」は利用客が購入する本をレジ台に並べてスタートボタンを押し、画面の案内に従って進むだけで簡単に書籍を購入できるセルフレジ。今回設置されるのは、教文館(東京都中央区)が銀座の教文館ビルで運営する書店の2階だという。このほかにも、年内に複数の事業者へ導入する予定としている。

★13:20  キヤノン-反発 小規模オフィス向けレーザープリンター「Satera」の新シリーズ7機種発売
 キヤノン<7751.T>が反発。同社は24日、小規模オフィス向けレーザープリンター「Satera」の新シリーズ7機種を発売すると発表した。

 新製品では、多段給紙や高速印刷を実現し、小規模オフィスのセンターマシンや多店舗展開の窓口、テレワークなどにおける大量・高速出力業務のニーズに応える。また、認証・留め置き印刷や通信の暗号化、デバイス本体の改ざん検知などのセキュリティの強化とともに、クラウドサービスとの連携により、ユーザーの多様な働き方に応じた印刷・電子化業務の生産性向上に貢献するとしている。

★13:21  トレンドマイクロ-シティが投資判断引き上げ 業績予想を増額修正
 トレンドマイクロ<4704.T>が反落。シティグループ証券では、業績予想を増額修正。投資判断は「売り」から「中立」に引き上げ、目標株価は5100円→6800円に引き上げた。

 想定を上回ったQ3決算を鑑み、業績予想を増額修正。21年12月期は営業利益410億円→440億円、EPS207円→今回261円、中期EPS成長率予想は年率6%増→7%増とした。クラウド事業に転換するための先行投資急進ステージが終わりつつあり、営業利益率が安定しつつるという。コンセンサスを大きく上回ったQ3決算を好感し、直近株価は大きく上昇しているため、投資評価も「売り」から「中立」への引き上げに留めたという。

★13:21  日産化学-SMBC日興が目標株価引き上げ フルララネルの回復が視野に、二桁増益の継続を予想
 日産化学<4021.T>が反落。SMBC日興証券では、フルララネルの回復が視野に、二桁増益の継続を予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は7200円から8000円に引き上げた。

 営業利益予想は22/3期470億円→493億円、23/3期535億円→555億円へ増額。主に、フルララネル、半導体用リソグラフィー材料、メラミンを上方修正した。一方、殺虫剤グレーシアは下方修正。23/3期は前期比では、農薬、半導体材料、フルララネルが牽引役となり、13%増益と予想している。


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