伊藤園-売り気配 上期営業益26%増も売上高予想の下方修正を嫌気
伊藤園<2593.T>が売り気配。同社は1日、22.4期上期(5-10月)の連結営業利益は109億円(前年同期比26.1%増)だったと発表した。上期計画105億円を上回った。
外出機会の低迷やコンビニ向けが落ち込んだことで伊藤園単独の売り上げは減少した。一方、タリーズコーヒージャパンが10月以降に回復基調となり、北米事業における個人消費が回復しことや、販管費率が減少したことなども寄与した。
一方、22.4期通期の連結売上高予想については、従来の4100億円から4031億円に下方修正した。長期間に渡る自粛により低下した消費者マインドの回復が想定よりも弱かったことや、8~9月の悪天候がドリンク製品の販売に大きく影響したためとしている。
なお、株価は売上高予想の下方修正を嫌気し、売りが優勢となっている。
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