〔Market Flash〕重工3社では三菱重工の投資判断を引き上げ~MSMUFG

2022/04/27(水) 14:07
【14:05】重工3社では三菱重工の投資判断を引き上げ~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では、重工3社の業績予想を見直しており、三菱重工<7011.T>の投資判断を引き上げている。川崎重工<7012.T>とIHI<7013.T>は据え置き。各社に共通する業績変動ファクターとして、原材料・輸送費高騰や半導体不足の影響、自動車OEM減産、民間航空機・ジェットエンジン事業の回復シナリオなどを挙げている。経済再開に向けた銘柄選択という視点ではIHIへの期待が大きいが、中長期的な評価改善への期待値という観点では、三菱重工がコングロマリット業界の中で最も選好度が高いとしている。川崎重工については、経済再開に伴って航空機関連事業の回復が見込まれる一方、新型肺炎感染下の需要拡大により、全社利益の約9割を稼ぎ出すようになったモーターサイクル&エンジン事業の需要正常化リスクが高いという「諸刃の剣」状態であるとの見方は変わりないとコメントしている 【9:40】プリンターは「必要な時に必要なだけ」~野村  野村証券では、環境問題への関心が高まる中、「必要な時に必要なだけ」印刷できる商業・産業プリンターの市場拡大を予想している。現在、商業・産業印刷ではアナログ印刷が主流だが、今後はプリンターを用いたデジタル印刷への切り替えが加速していくとみている。デジタル印刷を導入することで、印刷会社などの顧客企業は、アナログ印刷で発生する廃液や、余剰在庫の廃棄を減らすことができ、環境負荷の軽減につながる。プリンター各社は商業・産業印刷に注力する方針を打ち出しており、ESG投資の観点からも注目すべき分野と考えている。関連銘柄では、ピエゾ方式インクジェットプリンターのリーディング企業であるセイコーエプソン<6724.T> の事業機会が大きいとみて注目している。 【8:45】寄り前気配は大塚商、東電、アサヒ、グローリーが高い気配値  主力株の寄り前気配では、大塚商<4768>+16.45%、東電<9501>+4.41%、アサヒ<2502>+2.99%、グローリー<6457>+2.29%、花王<4452>+1.88%、イオンモール<8905>+1.60%、ABCマート<2670>+1.54%、石油資源<1662>+1.30%、参天薬<4536>+1.25%、野村不HD<3231>+1.04%などが高い気配値。  一方、ニッコンHD<9072>-21.06%、富士通<6702>-16.25%、キッセイ薬<4547>-15.81%、菱地所<8802>-12.79%、福山運<9075>-10.83%、ウシオ電<6925>-10.82%、日油<4403>-10.05%、新生銀<8303>-10.04%、ネクソン<3659>-10.03%、シマノ<7309>-9.88%などが安い気配値となっている。
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