後場コメント No.2 パンパシHD、NRI、トクヤマ、すかいHD、サンバイオ、F&LC

2022/05/10(火) 15:00
★12:45  パンパシHD-底堅い 4月度の既存店売上高1.6%増
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が底堅い。同社は9日、4月度の国内リテール事業における既存店売上高は前年同月比1.6%増だったと発表した。客数は同1.5%減、客単価は同3.2%上昇となった。大型連休を直前に控え、月末に客数と売り上げが伸びたとしている。

★12:49  NRI-CSが投資判断を引き上げ DX成長加速と豪州シェア拡大戦略を評価
野村総合研究所<4307.T>が反発。クレディスイス証券では、DX成長加速と豪州シェア拡大戦略を評価。投資判断は「Underperform」→「Neutral」へ引き上げ、目標株価を3180円から3800円に引き上げた。

 22/3期DX売上高は前期比18%増と過去2期平均5%から大幅に加速。顧客企業のDXニーズが本格的に立ち上がったことを受け、今後5年成長率を従来8%→16%へ引き上げ、同売上の構成比は 22/3期64%→27/3期80%超へと上昇すると予想。加えて、構造改革後の豪州事業の収益見通しも、Tier1 ITサービス企業に伍していく体制が整い、成長見通しが改善。豪州を含む海外売上高の今後5年CAGRを従来9%→14%に上方修正した。ただし、今後強化する北米での競争リスク等に鑑みると、さらなる収益率向上に確信を持つには至らずと指摘。海外が全社利益押し下げ要因になる局面が続くとの見方に変化はないという。

★12:50  トクヤマ-東海東京が投資判断引き上げ 原料高を値上げでカバーし前年比横ばいの営業利益計画
トクヤマ<4043.T>が反発。東海東京調査センターでは、原料高を値上げでカバーし前年比横ばいの営業利益計画に注目。レーティングは「Neutral」→「Outperform」に引き上げ、目標株価は1830円→2190円に引き上げた。

 23/3期営業利益を前年比ほぼ横ばいの245億円と会社計画並みの水準を予想。ナフサ価格、石炭価格や金属シリコン等の高騰など原燃料高の影響を値上げでカバーし、概ね前年比横ばいの営業利益が確保できると予想している。24/3期の営業利益は同26.5%増の310億円と予想。主な増益要因は数量増要因を主因に電子材料で前年比30億円、ライフサイエンスで同20億円の増益を予想。値上げのタイムラグ効果を主因にセメントで15億円の増益とみている。

★12:55  すかいらーく-底堅い 4月度の既存店売上高11%増
 すかいらーくホールディングス<3197.T>が底堅い。同社は9日、4月度の既存店売上高は前年同月比10.6%増だったと発表した。客数は同7.5%増、客単価は同2.9%上昇となった。
 
 同月の既存店売上高は2019年比で22.6%減となった。まん延防止等重点措置の解除と春休みが重なったことにより、第1週の売り上げは19年比16.0%減まで回復した。特にファミリー層の利用回復が顕著だったとしている。

★13:00  F&LC-急騰 スシロー10月1日より値上げへ
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>が急騰。同社は9日に、子会社であるあきんどスシローが展開するスシロー全店において、10月1日より価格の改訂、一部店舗区分の見直しを行うと発表した。

 郊外型店舗においては、一皿10円~30円の値上げを実施する。具体的な各店舗における適用区分(店舗環境に応じて、郊外型、準都市型、都市型の3つの類型)、価格改定の詳細は、9月初旬ころ別途発表するとしている。


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