任天堂-続伸 今期営業益16%減見込むも株式分割を好感
任天堂<7974.T>が続伸。同社は10日に、23.3期通期の連結営業利益予想は5000億円(前期比15.6%減)と発表した。市場コンセンサスは6117億円。
Nintendo Switchのハードウェアの売り上げ台数は2100万台(前期比8.9%減)、ソフトウェアの売り上げ本数は2億1000万本(前期比10.7%減)を見込んでいる。主要外貨の為替レートの前提は1米ドル115円、1ユーロ125円。
22.3期通期の連結営業利益は5928億円(前の期比7.5%減)だった。、Nintendo Switchのソフトウェアの売り上げ本数は2億3507万本(前の期は2億3088万本)と前の期を上回ったものの、半導体部品などの供給不足の影響によりハードウェアの売り上げ台数が2306万台(前の期は2883万台)と前の期を下回ったことが響いた。
併せて、22.3期の期末配当を1080円→1410円(前期は1410円)にすることも発表した。年間配当は1700円→2030円(前期は2220円)となる。
株価は、併せて発表した株式分割が好感され、買いが優勢となっている。
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